Care Show Japan2024への出展~令和3年度医療現場ニーズ発表会をきっかけとした製品開発~
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札幌医科大学と北海道は、道内ものづくり・IT企業等の医療機器等関連産業への参入や企業間連携を促進するため、本学の医療スタッフのニーズと企業技術とのマッチングを行う「医療機器等関連産業参入研修会(旧名称:医療現場ニーズ発表会」を開催しています。また、北海道・札幌市・ノーステック財団は、東京都で開催される展示会に札幌・北海道企業共同出展ブースを設け、成長が見込まれるヘルスケア産業において、道内企業の医療・介護・福祉分野に関連する製品のPRや取引拡大を図っています。
このたび、このマッチングを活用して有限会社北海化成工業所様がニーズ対応製品『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』を開発し、令和6年2月20日(火)~22日(木)に東京ビッグサイトで開催された「Care Show Japan2024」札幌・北海道企業共同出展ブースに出展しました。『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』は、本学放射線部のニーズを基にノーステック財団医療機関ニーズ対応型開発補助金による支援ならびに北海道立総合研究機構工業試験場の技術指導を受けて開発された製品であり、昨年5月に発売が開始されています。
Care Show Japanは、介護・医療・予防・ヘルステックに関連した特色ある5つの専門展で構成されており、開催を通じて介護・医療・ヘルスケア分野の地域課題、社会課題の解決を目指す展示会です。本展示会においてMRIコイルサポート台を各種医療機関にPRするとともに、道外自治体の産官学連携担当部門・担当者との情報交換を図りました。
本学産学・地域連携センターでは今後も道内企業等との連携を推進していきます。