テクニカルショウヨコハマ2024に出展~令和3年度医療現場ニーズ発表会をきっかけとした製品開発~

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(有)北海化成工業所 代表取締役 伊吹敦氏、製品開発部 櫻井美果氏と「高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台」

(有)北海化成工業所 代表取締役 伊吹敦氏、製品開発部 櫻井美果氏と「高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台」

(有)北海化成工業所 製品開発部 櫻井美果氏による「腹部用MRIコイルサポート台」の製品説明

(有)北海化成工業所 製品開発部 櫻井美果氏による「腹部用MRIコイルサポート台」の製品説明

 札幌医科大学と北海道は、道内ものづくり・IT企業等の医療機器等関連産業への参入や企業間連携を促進するため、本学の医療スタッフのニーズと企業技術とのマッチングを行う「医療機器等関連産業参入研修会(旧名称:医療現場ニーズ発表会」を開催しています。

 このたび、このマッチングを活用して本学附属病院放射線部のニーズを基に有限会社北海化成工業所様が開発された製品、『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』を令和6年2月7日(水)~9日(金)にパシフィコ横浜で開催された「テクニカルショウヨコハマ2024」に出展いただき多くの来場者に紹介されました。
 本製品『高さ調節できる腹部用MRIコイルサポート台』は、本学放射線部のニーズを基に、ノーステック財団の「医療機関ニーズ対応型開発補助金」による支援ならびに北海道立総合研究機構工業試験場の技術指導を受けて開発された製品であり、昨年5月に発売が開始されたものです。

 テクニカルショウヨコハマは、ビジネス・生活・社会のイノベーションを提案する「ニュービジネス」/「カーボンニュートラル」、ものづくりのQCDTの課題解決を提案する「加工技術」、産業・生活・社会の未来を拓くヒントを提案する「研究開発」などの最先端の技術・製品が一堂に会する、首都圏最大級の工業技術・製品の総合見本市です。

 また、この製品開発の取り組みが日本最大級の業務用3Dプリンタ—/AM技術の情報ポータルサイト「ShareLab」に掲載されました。
 産学・地域連携センターでは今後も様々な医療ニーズの実用化を目指し、道内企業等との連携を推進していきます。 

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情報発信元
  • 附属産学・地域連携センター
  • 担当者:板垣