本学附属病院に札幌医療圏DMAT活動拠点本部が設置され、当院DMATが活動しました
画像スライド集
平成30年9月6日午前4時50分頃、札幌医科大学附属病院に札幌二次医療圏(札幌市、江別市・石狩市・当別町・新篠津村、千歳市・北広島市・恵庭市)を管轄エリアとする「札幌医療圏DMAT活動拠点本部」を立ち上げ、9月10日まで活動が行われました。
東北DMATからの支援22隊を含め、合計で1道7県の33病院からDMAT38隊が参集し、本学附属病院を拠点として地域の医療機関等への支援活動が展開されました。当院DMATはこの活動を指揮する中心として活躍しました。
主な活動としては、①EMISによる医療機関における被害状況の情報収集、②要支援医療機関からの転院搬送等のオペレーション、③避難所情報の整理(医療ニーズの確認)等を行いました。
医療機関の被害状況については、札幌市保健所、道立千歳保健所、道立江別保健所と協働してEMIS入力にあたり、各医療機関の状況とニーズの把握(主に停電について)を行いました。EMIS未入力の医療機関へ電話連絡を行い、電話が不通な場合はDMAT隊を直接派遣して状況確認し代行入力する等、臨機応変に対応しました。
また、停電により機能が低下した病院から、6日39名、7日21名、合計60名もの患者の転院搬送や調整を行いました。転院先は本学附属病院をはじめとした災害拠点病院を中心に、迅速に患者受入を行いました。
避難所情報の整理については、札幌市では市保健所と検討して被害の大きい2区(厚別区、清田区)を、道立千歳保健所管内では千歳市を医療ニーズの調査対象とし、避難所を訪問する等して避難所スクリーニングを実施しました。9月8日には千歳市の避難所、9月9日には札幌市の避難所における医療ニーズの収束を確認しました。
今回の災害は、震度7ながら地震の被害は地域的に限局したものの大規模停電が複合した結果、高度な医療機関が集まる札幌二次医療圏に大きな被害がありました。特に電力供給の途絶、食料不足への対応が必要でした。このような災害は過去に経験がなく、対応に苦慮する場面もありましたが、DMATによる患者搬送、EMIS代行入力等により、関係機関と連携して円滑に対応することができました。
東北DMATからの支援22隊を含め、合計で1道7県の33病院からDMAT38隊が参集し、本学附属病院を拠点として地域の医療機関等への支援活動が展開されました。当院DMATはこの活動を指揮する中心として活躍しました。
主な活動としては、①EMISによる医療機関における被害状況の情報収集、②要支援医療機関からの転院搬送等のオペレーション、③避難所情報の整理(医療ニーズの確認)等を行いました。
医療機関の被害状況については、札幌市保健所、道立千歳保健所、道立江別保健所と協働してEMIS入力にあたり、各医療機関の状況とニーズの把握(主に停電について)を行いました。EMIS未入力の医療機関へ電話連絡を行い、電話が不通な場合はDMAT隊を直接派遣して状況確認し代行入力する等、臨機応変に対応しました。
また、停電により機能が低下した病院から、6日39名、7日21名、合計60名もの患者の転院搬送や調整を行いました。転院先は本学附属病院をはじめとした災害拠点病院を中心に、迅速に患者受入を行いました。
避難所情報の整理については、札幌市では市保健所と検討して被害の大きい2区(厚別区、清田区)を、道立千歳保健所管内では千歳市を医療ニーズの調査対象とし、避難所を訪問する等して避難所スクリーニングを実施しました。9月8日には千歳市の避難所、9月9日には札幌市の避難所における医療ニーズの収束を確認しました。
今回の災害は、震度7ながら地震の被害は地域的に限局したものの大規模停電が複合した結果、高度な医療機関が集まる札幌二次医療圏に大きな被害がありました。特に電力供給の途絶、食料不足への対応が必要でした。このような災害は過去に経験がなく、対応に苦慮する場面もありましたが、DMATによる患者搬送、EMIS代行入力等により、関係機関と連携して円滑に対応することができました。