【産婦人科学講座】手術支援ロボットの最新機種 「da Vinci(ダヴィンチ)SP(単孔式)サージカルシステム」による 子宮体がんに対する日本第1例目の手術を実施
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札幌医科大学附属病院では2022年11月から保険適用となった米国インテュイティブサージカル社の最新手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)SP (Single Port=単孔式)サージカルシステム」を使用し、子宮体がんに対する日本で第1例目となる手術を2023年5月に、実施し安全に終了しました。良性子宮疾患に対しては、これまでに国内2施設で手術が実施されていますが、子宮体がんに対しては日本で初めての実施となりました。
手術を担当した産婦人科学講座 松浦基樹 講師は、2018年にロボット手術を開始し、これまでに100例以上のロボット手術を行っております。これまで行っていた多孔式のロボット手術では5か所の穴をあける必要がありましたが、単孔式のロボット手術では、おへそを約2.5cm切るだけで、全ての手術操作を完了することができ、整容性と低侵襲性に極めて優れています。今回「婦人科領域において、これまでのロボット手術と比べ、安全かつ傷の小さい優しい手術が提供できるようになります」と述べました。
札幌医科大学産婦人科学講座では、これからも患者さんの体へのさらなる負担軽減や整容性の向上のため、ロボット支援手術を積極的に施行します。
詳細は、下記プレスリリースページをご覧ください。