多職種のための肝疾患セミナー【3月10日開催】

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多職種のための肝疾患セミナー(LIVE配信)
札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター長 佐々木 茂 先生
札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター長 佐々木 茂 先生
札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター 副センター長 阿久津 典之先生
札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター 副センター長 阿久津 典之先生
多職種のための肝疾患セミナー チラシ
多職種のための肝疾患セミナー チラシ

 令和4年3月10日(木)、本学附属病院 肝疾患センター主催で、令和3年度多職種のための肝疾患セミナーを開催しました。本研修会は、肝疾患診療に携わる医療従事者や関係職員、肝炎医療コーディネーターなどを対象としていました。開催方法は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防措置としてLIVE配信を行いました。

 当日は、札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター長 佐々木 茂 先生が「肝機能データの見方」と題して、「肝機能異常かどうか」「肝細胞の障害なのか、胆管細胞の障害なのか」「現在の肝臓病の状況は」といったことに注目し、血液検査においては特に血小板数とALT、肝炎ウイルスマーカーの数値に注意してほしいなど、肝臓病の診断の流れに沿って講演しました。

 次に、札幌医科大学附属病院 消化器内科 肝疾患センター 副センター長 阿久津 典之 先生が「脂肪肝~最近の話題~」と題して、NASH(非アルコール性脂肪肝)や線維化進行NASHが増加していくことをデータとして示し、Fib4-indexや肝線維化マーカーを用いた評価が重要であることや、新しい脂肪肝の分類として提唱されたMAFLDについても講演しました。
 

 今回は、全道各地の医療機関、保健所、市町村等に所属する、医師・看護師・保健師・薬剤師など多くの職種の方々が本研修会に関心を持っていただき、合計227名の方々のご視聴をいただきました。

 参加された方からは、「短時間で情報が詰まっていて大変勉強になりました。」「調剤薬局では詳しい数値は得られない事が多いので、勉強になりました。」「何度聞いてもいい内容なので、定期的に同じ内容をしていただけますとありがたいです。」など、たくさんのご意見・ご感想をいただきました。

 肝疾患診療拠点病院では、今後も研修会を開催し、肝疾患診療に携わる医療従事者の皆様へ、肝疾患の最新情報や日々の業務に役立つ知識を発信して参ります。

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発行日:

情報発信元
  • 附属病院 肝疾患センター