附属病院発の新たな医療DXの取り組み — AIアバターによるIC説明とスマートウォッチPHRに関する2論文が国際誌に相次いでアクセプト
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このたび、本学附属病院で進めている2つの新たな医療DXの取り組みに関する論文が、それぞれ国際学術誌にアクセプトされました。
1件目は、AI生成アバターを用いてインフォームド・コンセント(IC)の説明を効率化する取り組み(DICTOR)に関する論文で、泌尿器科の桐澤診療医らが、尿路変向術のIC説明にアバターシステムを応用し、医師の働き方改革につながる新たなアプローチを報告したものです(International Journal of Urology 掲載)。
2件目は、附属病院で進めるPHR事業(ポータブルカルテ)に関連する初めての論文で、呼吸器内科の髙橋診療医(筆頭著者)・齋藤講師(責任著者)らのグループが、スマートウォッチで取得したSpO2トレンドを用いて、線維性過敏性肺炎の増悪と治療反応を捉えた症例を報告したものです(Respirology Case Reports 掲載)。
いずれも現場で尽力する若手医師を中心とした新しい取り組みの成果であり、附属病院におけるデジタル技術を活用した医療の質向上・働き方改革の一端を示すものです。
1件目は、AI生成アバターを用いてインフォームド・コンセント(IC)の説明を効率化する取り組み(DICTOR)に関する論文で、泌尿器科の桐澤診療医らが、尿路変向術のIC説明にアバターシステムを応用し、医師の働き方改革につながる新たなアプローチを報告したものです(International Journal of Urology 掲載)。
2件目は、附属病院で進めるPHR事業(ポータブルカルテ)に関連する初めての論文で、呼吸器内科の髙橋診療医(筆頭著者)・齋藤講師(責任著者)らのグループが、スマートウォッチで取得したSpO2トレンドを用いて、線維性過敏性肺炎の増悪と治療反応を捉えた症例を報告したものです(Respirology Case Reports 掲載)。
いずれも現場で尽力する若手医師を中心とした新しい取り組みの成果であり、附属病院におけるデジタル技術を活用した医療の質向上・働き方改革の一端を示すものです。
論文① DICTOR(AIアバターによるIC説明支援)
・アクセプト(採択)年月日 2026年6月24日
・掲載誌名 International Journal of Urology(Wiley/日本泌尿器科学会 英文機関誌)
・論文タイトル(英文)
Streamlining Informed Consent for Urinary Diversion Using an Artificial Intelligence-Generated Avatar System: A Novel Approach to Physician Work-Style Reform
・論文タイトル(和文・仮訳)
AI生成アバターシステムを用いた尿路変向術のインフォームド・コンセントの効率化 — 医師の働き方改革への新たなアプローチ
・著者
泌尿器科学講座 桐澤崇宏診療医(Takahiro Kirisawa/筆頭著者)/橋本浩平講師(Kohei Hashimoto/責任著者・corresponding author)
・ひとことコメント
昨年度、TOPPAN株式会社と札幌医科大学との間で締結された包括連携協定を契機として、当科では患者向け手術説明動画の作成に取り組んでまいりました。
泌尿器科領域における主要な手術について説明動画を作成し、このたび、その初期導入・実装の成果を査読付き学術論文として報告することができました。
本システムの導入により、患者さんへ標準化された情報提供が可能となるとともに、医師の説明業務の効率化や負担軽減にも寄与することが期待されます。現在は、患者さんの理解度や有用性を前向きに評価する臨床研究も進めております。
今後も、医療DXを通じた医師の働き方改革の推進と、患者さんへのより質の高い医療提供を目指し、研究成果の発信に取り組んでまいります。
・掲載誌名 International Journal of Urology(Wiley/日本泌尿器科学会 英文機関誌)
・論文タイトル(英文)
Streamlining Informed Consent for Urinary Diversion Using an Artificial Intelligence-Generated Avatar System: A Novel Approach to Physician Work-Style Reform
・論文タイトル(和文・仮訳)
AI生成アバターシステムを用いた尿路変向術のインフォームド・コンセントの効率化 — 医師の働き方改革への新たなアプローチ
・著者
泌尿器科学講座 桐澤崇宏診療医(Takahiro Kirisawa/筆頭著者)/橋本浩平講師(Kohei Hashimoto/責任著者・corresponding author)
・ひとことコメント
昨年度、TOPPAN株式会社と札幌医科大学との間で締結された包括連携協定を契機として、当科では患者向け手術説明動画の作成に取り組んでまいりました。
泌尿器科領域における主要な手術について説明動画を作成し、このたび、その初期導入・実装の成果を査読付き学術論文として報告することができました。
本システムの導入により、患者さんへ標準化された情報提供が可能となるとともに、医師の説明業務の効率化や負担軽減にも寄与することが期待されます。現在は、患者さんの理解度や有用性を前向きに評価する臨床研究も進めております。
今後も、医療DXを通じた医師の働き方改革の推進と、患者さんへのより質の高い医療提供を目指し、研究成果の発信に取り組んでまいります。
論文② PHR事業/ポータブルカルテ(スマートウォッチによるSpO2モニタリング)
・アクセプト(採択)年月日 2026年6月25日
・掲載誌名 Respirology Case Reports(Wiley/APSR関連誌)
・論文タイトル(英文)
Smartwatch-derived SpO2 trends during disease worsening and treatment response in fibrotic hypersensitivity pneumonitis: a case report
・論文タイトル(和文・仮訳)
線維性過敏性肺炎の増悪および治療反応におけるスマートウォッチ由来のSpO2トレンド — 症例報告
・著者
内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学分野 髙橋知之診療医(Tomoyuki Takahashi/筆頭著者)/齋藤充史講師(Atsushi Saito/責任著者・corresponding author)
・ひとことコメント
スマートウォッチによる日常生活での継続的な酸素飽和度の記録が、線維性過敏性肺炎の増悪や治療反応の把握に有用であった症例を報告いたしました。
日常生活で記録されるデータは、外来受診時だけでは見えにくい部分を可視化し、病気の早期発見だけでなく、患者さんがご自宅でより安心して日々の生活を送るための大きな支えとなります。
このPHR(個人の健康管理)の取り組みが、患者さんの異変をいち早く察知し、日々の療養生活を支える新しい医療の形となるよう、今後も本学の医療DXの発展と共に尽力してまいります。
・掲載誌名 Respirology Case Reports(Wiley/APSR関連誌)
・論文タイトル(英文)
Smartwatch-derived SpO2 trends during disease worsening and treatment response in fibrotic hypersensitivity pneumonitis: a case report
・論文タイトル(和文・仮訳)
線維性過敏性肺炎の増悪および治療反応におけるスマートウォッチ由来のSpO2トレンド — 症例報告
・著者
内科学講座 呼吸器・アレルギー内科学分野 髙橋知之診療医(Tomoyuki Takahashi/筆頭著者)/齋藤充史講師(Atsushi Saito/責任著者・corresponding author)
・ひとことコメント
スマートウォッチによる日常生活での継続的な酸素飽和度の記録が、線維性過敏性肺炎の増悪や治療反応の把握に有用であった症例を報告いたしました。
日常生活で記録されるデータは、外来受診時だけでは見えにくい部分を可視化し、病気の早期発見だけでなく、患者さんがご自宅でより安心して日々の生活を送るための大きな支えとなります。
このPHR(個人の健康管理)の取り組みが、患者さんの異変をいち早く察知し、日々の療養生活を支える新しい医療の形となるよう、今後も本学の医療DXの発展と共に尽力してまいります。