北海道消防学校において病院前周産期演習を行いました

【研修内容】

画像スライド集

講義
講義
デモンストレーション: 現場到着~救急車への搬送
デモンストレーション: 現場到着~救急車への搬送
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
デモンストレーション:医師と電話をつないだ状態での救急車内分娩
実技演習
実技演習
 2023年2月21日、北海道消防学校において、救急隊員を目指す訓練生を対象に病院前周産期演習を行いました。今回は56名(消防隊員53名、海上保安士3名)が参加しました。
 講義の後、道東在住の産婦から救急要請を受け、かかりつけの病院までの搬送中に救急車内で分娩になるという設定で狭い救急車内を再現し、デモンストレーションを行いました。本学の産婦人科医師とオンラインでつなぐという初の試みを導入し、3名の救急隊員が搬送中に医師の指示を受けながら分娩の対応をする場面を実演しました。
 次に、6グループに分かれて分娩実技の演習を行いました。
 演習後の訓練生からは、「赤ちゃん、母親には優しく声をかけてあげる、出生時間を忘れないことを心に留めて、今後の救急活動を行っていきたい」「リアルなデモンストレーションを見られてイメージがついた」「もっと学びたいと思う演習だった」など、感想が寄せられました。
 北海道では特に沿岸部や山間部では居住地域から分娩施設までの距離が長距離となり、病院到着前に分娩に至るリスクが高いといえます。北海道のなかには救急救命士が不在のなかで救護活動をしなければならない地域もあります。北海道にとって非常に重要な演習と考え、今後も継続したいと思います。

担当者:
看護学第2講座
 助産・母性看護学領域:正岡教授、前田講師、植木助教、中村(彩)助手
 周産期医学:久野助教(医師)
大学院保健医療学研究科博士課程前期:竹内彩弥香(苫小牧市立病院助産師)、天野 舞子(JCHO北海道病院助産師)
                  寺林 加菜子(はだ産婦人科クリニック助産師) 
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発行日:

情報発信元
  • 保健医療学部