日本肝臓学会主催市民公開講座開催
市民公開講座「肝臓の新時代~ウイルス性肝炎と脂肪性疾患」を開催しました。【7月30日実施】
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平成29年7月30日(日)、市民公開講座「肝臓の新時代~ウイルス性肝炎と脂肪性疾患」を、北海道大学と共催で北海道大学学術交流会館において開催しました。
この市民公開講座は、肝臓週間(世界(日本)肝炎DAYである7月28日を含む週の月曜日から日曜日)に、毎年、日本肝臓学会が、肝炎ウイルス検査の受検勧奨、新たな感染予防のため、予防や治療に関する正しい理解が進むことを目的に開催しています。今年度、札幌で開催した市民公開講座は、北海道大学病院肝疾患相談センターと本学附属病院肝疾患センターが共催し、約90名の市民が参加されました。
公開講座では、北海道大学病院消化器内科 坂本直哉先生を座長に、最初に、本学消化器内科 佐々木 茂先生が「ウイルス性肝炎~B型とC型、現状とこれから~」と題して、B型肝炎とC型肝炎の治療の歴史と現状、肝硬変や肝がんへの進行を防ぐための早期受検について講演を行いました。
続いて、北海道大学病院消化器内科 小川浩司先生が「脂肪性肝疾患~脂肪肝とアルコールによる肝障害~」と題し、脂肪性肝疾患と肝がん、アルコール性肝疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)について講演。講演の中では、健康のために注意したい、一日のアルコール摂取量の目安や生活習慣について話があり、参加者はメモをとりながら、熱心に聴講されていました。