釧路市との連携協定を締結
平成27年6月9日に釧路市と本学との間に連携協定を締結しました【6月9日締結】
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平成27年6月9日、本学と釧路市(蝦名 大也市長)は、両者の自主性を尊重した連携関係のもとで相互に協力し、住民の健康と福祉の向上並びに人間性豊かな医療人の育成に寄与することを目的に協定を締結しました。
連携協定の内容は次のとおりです。
【連携の範囲】
目的を達成するため、次に掲げる事項について、連携・協力するものとする。
(1) 地域医療実習等地域医療教育に関すること
(2) 住民への公開講座・セミナーに関すること
(3) その他、住民の健康と福祉の向上等両者が必要と認めるもの
【経緯】
・医学部と市立釧路総合病院との間で医学部5年生及び6年生が臨床実習を実施している。また、平成24年度文部科学省採択事業「地域拠点と連携によるICT連動型臨床実習」において、平成25年度から市立釧路総合病院で地域滞在型の診療参加型臨床実習を実施している。毎年1~4名の学生を派遣しており、本学が委嘱した3名の臨床教授が中心となって学生の指導にあたっている。
・助産学専攻科においては、平成24年の開設以来、助産診断及び助産技術に必要な知識と技術の習得を目的とし、市立釧路総合病院で助産学実習を実施している。
・平成16~18年に採択された文科省GP事業として開始した医学部と保健医療学部の両学部3学年による地域密着型チーム医療実習を平成17年から現在まで釧路市内各医療施設等において行っている(平成19年から対象学年を両学部1~3学年に変更)。
・このような実績に加えて、釧路市内における高校出前講座及び地方出前講座の開催実績なども踏まえ、地域医療教育への取組を通じた釧路市と本学との連携強化を目的とし、協定を締結することとした。