受験生の皆様

卒業生からのメッセージ

 

看護学科  ▼理学療法学科  ▼作業療法学科


久保 志織(昭和63年・看護学科卒業)札幌医科大学附属病院看護部管理室看護師長
多様な価値観を理解し、患者さんへ寄り添う気持ちを大切にしています

 私は入院中の友人から「看護師さんがいるから元気になれる」と聞き、看護師を志望しました。誰かを元気にできることは素晴らしいと思ったからです。本学では多くの教員から「患者さんが安全で快適に、自ら望む生活を実現するためにどう支援していくか」を学びました。卒業後は本学附属病院に就職し、循環器・整形外科疾患の看護を経験しました。循環器疾患では患者さんが健康について考え、自律するセルフケアが大切です。看護師は患者さんと一緒に考え、さまざまなバックアップをします。難しいですがやりがいのある仕事で、いつも患者さんから元気をいただきました。
 現在は教育担当看護師長として、看護実習の受け入れ準備や研修の企画・運営など、個々の看護職が自ら学ぶ支援をしています。看護師は多様な価値観を理解し、患者さんへ寄り添う気持ちが不可欠です。本学の学生生活では、人間性を磨き、自らにたくさんの種を植え、十分な栄養を吸収できると思います。卒業後はそれぞれの彩りの花が咲き、素晴らしい実ができることでしょう。多くの学生が本学で学び、仲間として活躍することを願っています。


市川 浩史(平成15年・看護学科卒業)市立函館病院副師長
大学で身につけた基礎を軸に日々学び、より高度な看護ケアを行っています

 私は医療に携わりたいと思って看護師になる道を選び、札幌医科大学を目指しました。当時道内に4年制の看護学部を有する大学は少なく、狭き門であったため、合格の時の喜びは忘れられません。
 卒業してから現在まで市立函館病院に勤務しています。入職後、呼吸器内科病棟を経て救急病棟へ異動となり、人工呼吸器などの医療機器の取り扱い、不安な気持ちをもつ患者さん・ご家族への対応など多くのことを学びました。令和元年度からは集中治療室(ICU)の副師長として、主に侵襲度の高い手術後の患者さんや重症度の高い救急患者さんのケアを行なっています。また、スタッフと師長との架け橋となり病棟全体が円滑に機能するように、スタッフの勤務や入床する患者さんのベッドを調整しています。
 自分の入学当時に比べ、現在はより高度な看護ケアが求められます。卒業後16年が経ちますが、日々学ぶことだらけです。札幌医科大学は看護の専門分野だけでなく、一般教養や統計学など幅広い知識を修得でき、それは看護師としての基礎を身につけるために必要であると今も感じています。


井平 光(平成20年・理学療法学科卒業)国立がん研究センター研究員
予防という観点から、地域住民を支援する理学療法に魅力を感じています

 現在、私は国立がん研究センターの研究員として、さまざまな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。
 理学療法士の役割は、病院でのリハビリテーションにとどまらず、トップアスリートのトレーナー活動、こどもの発達支援、介護福祉関連分野など、さまざまな領域で多岐に渡ります。に、本学の理学療法学科では、それぞれの分野のエキスパートがいることで、質の高い臨床実習や個別教育が可能です。全国的に見ても、多領域に渡り基礎研究から臨床応用までを一貫して行っている大学は珍しく、さまざまな健康問題に対して予防という観点から地域住民を支援する仕事につけたのも、札幌医科大学での幅広い知識と教養を身につけることができたからだと実感しています。
 皆さんが想像している理学療法のイメージはありますか?おそらくほとんどの場合、そのイメージよりも広く、深い理学療法の魅力を感じることができるでしょう。豊かな暮らしを支える一員として、札幌医科大学でともに学びましょう。


長谷川 晴菜(平成29年・作業療法学科卒業)
大学での経験は、今の私にとってかけがえのないものです

 私は今、維持期・終末期を中心に長期療養の方から自宅退院を目標とする方まで、幅広い方を対象にリハビリを担当しています。作業療法士として働いて、その方の人生に寄り添い、その方にとって意味のある作業を獲得・提供することの難しさを改めて感じます。
 しかし、リハビリを通して「あきらめていたけど、あなたのおかげでここまでできるようになった」「一緒に考えてくれてありがとう」という言葉をご本人やご家族からいただき、この仕事をしてよかったと私自身も嬉しく、大きなやりがいを感じます。
 札幌医科大学で、基礎的な学習から多くの知識や経験のある教員の専門的な学習を通して作業療法士としての専門性を培い、また他職種の仲間とともに学び現場で必要とされる連携の重要性や基本を身につけることができました。大学での経験は、今の私にとってかけがえのないものです。
 皆さんがこの大学で学び、経験していくことは、将来の自信や力となると思います。この環境と仲間、自信の学びを信じて進むことを応援しています。