理事長室だより 第21号 平成25年3月28日

理事長室だより第21号をお届けします。
3月も終わりに近づき、雪解けも徐々に進み待ち遠しかった春が目前までやってきました。
本学においても合格発表や卒業式など春という季節を感じる行事が多く行われました。
それでは、最近の本学の動きをお知らせします。

●ラジオ番組「医の力 ~札幌医科大学 最前線~」が4月からも継続して放送されることになりました

毎週土曜日午前11時30分からAir-G’(エフエム北海道)で放送中の「医の力~札幌医科大学 最前線~」ですが、好評につき4月からも継続して放送されることになりました。
医の力は、Air-G’の番組の中でも平均視聴率を上回り、高聴取率を獲得しています。特に、30歳から49歳の聴取率では男女ともにトップの聴取率です。
平成23年10月の放送開始からおよそ1年半ですが、医の力を毎週楽しみに聴いていただいている方もますます多くなり、これも出演にご協力いただいた本学の先生方と番組スポンサーである北洋銀行様のご支援のおかげだと思います。
医の力を広く聴いていただくことは、研究成果などをアピールする良い機会でもあり、地域貢献につながる取り組みでもありますので、今後ともご理解、ご協力をお願いします。

●平成25年度前期日程入学試験の合格発表が行われました

3月8日、平成25年度札幌医科大学医学部及び保健医療学部の一般入学試験の合格発表が行われました。
医学部においては北海道医療枠35名、一般枠49名、保健医療学部においては看護学科40名、理学療法学科17名、作業療法学科17名の合計158名が晴れて合格となりました。
特に今年度は医学部北海道医療枠入学試験の初年度となりましたが、将来の北海道の医学、医療を担う医師となる若者たちを無事に迎え入れられます。
見事合格を決めた受験生たちには、その若いエネルギーで引き続き本学での勉学、学生生活に励んでほしいと願いつつ、今年度の入試にご協力いただいた多くの教職員の皆様には心から感謝いたします。

●平成24年度卒業式・修了式が行われました

3月15日、札幌プリンスホテル国際館パミールにて、平成24年度札幌医科大学卒業式・修了式が行われました。
式では、ご来賓、父母、在学生などが見守る中、学部卒業生、大学院修了生、専攻科修了生に卒業証書・学位記が授与されました。
今年度本学が送り出す卒業生は、医学部60期生98名、保健医療学部17期生看護学科49名、理学療法学科18名、作業療法学科20名の計185名です。また、大学院医学研究科の修士課程修了者は8名、博士課程修了者は39名、大学院保健医療学研究科の博士課程前期修了者は16名、後期修了者は3名、助産学専攻科修了者は19名となっています。
この母校、札幌医科大学で学んだことに誇りを持ち、北海道はもとより、広く世界の医学、医療、保健そして福祉の向上のために、大いに活躍してくれるものと信じています。卒業生並びに大学院修了生の輝かしい前途を祝し、今後のさらなる飛躍を心から祈っています。

最後に

2月15日、本学講堂にて、本学を3月末で退職される医学部微生物学講座の藤井教授、医学部泌尿器科学講座の塚本教授の最終講義、送別式が行われました。先生方の長年にわたる教育・研究の功績に敬意を表すとともに、本学の教育に大変ご尽力いただきましたことに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
年度末ということで何かと慌ただしい時期になりますが、4月には新入生が大きな期待を胸に本学へ入学してきます。晴れ晴れとした新入生とともに、気持ちよく新年度を迎えることができるよう、皆様の特段のご協力をよろしくお願いいたします。

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