理事長室だより 第18号 平成24年9月11日
理事長室だより第18号をお届けします。
9月に入りましたが、例年になく厳しい残暑が続いています。
学生の皆さんの夏季休業期間が終了し、学内にも活気が戻ってきました。医学部学生の皆さんは前期試験期間中ですが、皆さんの日頃の成果が発揮されるよう健闘を祈ります。
それでは、最近の本学の動きをお知らせします。
2012年度の地域医療基礎実習および地域密着型チーム医療実習を実施しました
8月6日から8月11日および16日から18日にかけ、本学のカリキュラムの特徴である地域医療基礎実習および地域密着型チーム医療実習を実施しました。今年度は利尻島、留萌地区、別海・中標津地区等において両学部計58名の学生が参加しました。
本学では、地域医療への貢献を目指した質の高い医療人を養成するため、両学部合同の学部一貫教育による地域医療マインドの形成に取り組んでいます。その一つとして、道内の各地域で地域医療基礎実習および地域密着型チーム医療実習を行い、地域の皆様にも毎年度暖かい応援とご協力をいただいています。
学生の皆さんには、実体験を通して、地域医療についての基本的な知識と、スタッフや患者様とのパートナーシップを形成するためのコミュニケーション力などを学ぶことができる、またとない機会となったことでしょう。ぜひこの実習を基に、医療人としての更なる成長を遂げていくことを期待しています。
平成23年度業務実績に関する評価結果が決定しました
先日、北海道地方独立行政法人評価委員会から、本学の平成23年度業務実績の評価結果について通知がありました。
年度計画93項目全てがA評価(達成度9割以上)以上であり、順調に進んでいるとの評価をいただき、本学の日頃の取組の成果が評価されたものと考えています。
現中期計画の最終年度である今年度、中期計画の達成に向け積極的に取り組んでいかなければと考えています。教職員の皆さんも引き続きご協力いただくようよろしくお願いします。
平成24年度札幌医科大学解剖体慰霊式・遺骨返還式を執り行いました
9月4日臨床教育棟1階講堂にて、平成24年度札幌医科大学解剖体慰霊式・遺骨返還式を執り行いました。
これまでご献体された多数の方々の医学教育・研究へのご理解とご貢献、また解剖に同意されるという重く崇高なご選択をされましたご遺族の皆様に対しまして、改めて深い敬意と感謝の念を捧げる所存でございます。
最後に
昨年のコンサートでは、弦楽器の美しい音色が会場に響き渡り、お聴きになられた患者様、学生や教職員の皆さんも和やかなひとときに酔いしれました。
今年度も非常に楽しみな楽曲のラインナップとなっています。当日は、ぜひ附属病院1階ロビーへ足をお運びください。