理事長室だより 第12号 平成23年9月30日
理事長室だより第12号をお届けします。
9月も終わりに近づき、急に冷え込みが強くなり、秋を感じさせるそよ風も肌寒く感じるこの頃です。
それでは最近の本学の動きをお知らせします。
平成22年度業務実績報告の評価結果等について ~概ね計画どおりの推進と評価~
先日、北海道地方独立行政法人評価委員会から、本学の平成22年度の業務実績及び平成19年度の法人化以降これまで4年間の業務実績の評価結果について通知がありました。
総合的に勘案すると、概ね順調に進んでいるとの評価をいただき、本学の取組の成果が認められたものと考えております。
ただ、一部の取組について、年度計画を十分に実施できなかった項目があるとのご指摘もありました。
これらを真摯に受け止め、早急に改善していかなければならないと考えており、現中期計画の残り期間も1年余りとなっていることから、中期計画の達成に向け、残された課題に対し、積極的に取り組まれるようよろしくお願いします。
FMラジオによる本学の広報番組について ~「医の力~札幌医科大学 最前線~」が10月1日より放送スタート~
本学の活動状況を紹介する番組として、今年5月から7月までHBCテレビで放送された「医の1BAN」に引き続き、新たな広報番組としてこの度、札幌北洋ホールディングス様の全面的なご協力により、10月1日よりエフエム北海道(AIR-G')で「医の力~札幌医科大学 最前線~」の放送がスタートします。
今回は、ラジオであることから、「わかりやすさ」を意識した内容となっており、本学における研究成果や最新事例、診療科ごとの病気についての知識など幅広く道民の皆様へお届けする構成となっております。
皆様におかれては、毎週土曜日のお昼前のひととき(11:30~11:45)にご自宅や車の中などでチャンネルを合わせ、お聴きになっていただければと思います。
また、既に収録作業も始まっていますが、出演される教員におかれてはお忙しい中恐縮ですが、ご協力いただきますようよろしくお願いします。
節電の取組状況について ~電気使用量は対前年比5.5%の減~
本学では、3月11日発生しました東日本大震災以降、より一層の節電を徹底するとともに、7月から9月まで「夏期の省エネルギー及び経費節減に係る強調月間」と定め、皆さんのご協力をいただきながら取り組んでまいりました。
今回、その結果を取りまとめたところ、電気使用量は8月末で対前年比5.5%減となっており、省エネに対する取組が順調であることが示されました。附属病院も含め大学全体で年間約2億円の電気代ですので、約1千万円の節減となり、これを学内の様々な整備にも回すこともできます。
ご協力いただいた教職員や学生の皆様に感謝申し上げます。
これから寒くなる季節となりますが、使用していない部屋やトイレのこまめな消灯などをはじめ、小さな取組ではありますが、引き続き省エネ・節電へのご協力をお願いいたします。
札幌交響楽団アンサンブルコンサートの開催について
当日はクラシック曲やアニメソングなど美しい音色が響きわたり、お聴きになられた患者さまや学生・教職員もすばらしい演奏に酔いしれたことと思います。
ご協力いただいた新和グループ様に改めて感謝申し上げます。
また、第2回目以降についても是非ご期待ください。