理事長室だより 第3号 平成22年9月21日
理事長室だより第3号をお届けします。
学生の皆さんの夏季休暇期間も終了し、学内に活気が戻ってまいりました。暑かった夏も終わって、この頃はやっと涼しくなり、秋の気配も感じられるようになってきました。
読書の秋、スポーツの秋と言いますとおり、秋は勉強するにもスポーツするにも、大変良い季節です。特に、適度な運動は体調管理の基本です。皆さまも無理しない程度に、秋を堪能してください。
平成21年度業務実績報告の評価結果について ~概ね計画どおりの推進(91.2%がA評価以上)と評価~
法人の年度計画に基づく業務実績報告に対する北海道独立行政法人評価委員会の評価結果が公表されました。これは、中期計画(19~24年度)に基づき毎年度策定している年度計画の業務実績について、道の評価委員会における外部委員の評価を受けることが法律で義務づけされているもので、法人化後3回目となります。今回は本学の21年度計画の全329項目の取組について、全体の91.2%に当たる300項目が計画どおり実施されたと認められ、「概ね順調に進んでいる」との評価を受けました。これは教職員をはじめ、関係者が全学を挙げて努力した結果であり、大変感謝申し上げます。
しかしながら、逆に、十分に実施できていないとの評価を受けた項目が29項目あるほか、年次を区切って実施するとしていた項目でまだ結論が出ていない項目があることや、附属病院における経営改善の取組強化について、指摘を受けたところでもあります。これらについては 法人として重く受け止め、早急に取組を進めなければならないと考えています。4月からは22年度計画に基づく取組を進めているところでありますが、日々の業務の中でも、絶えず計画を念頭に置いた取組を進めていただきたいと思います。
しかしながら、逆に、十分に実施できていないとの評価を受けた項目が29項目あるほか、年次を区切って実施するとしていた項目でまだ結論が出ていない項目があることや、附属病院における経営改善の取組強化について、指摘を受けたところでもあります。これらについては 法人として重く受け止め、早急に取組を進めなければならないと考えています。4月からは22年度計画に基づく取組を進めているところでありますが、日々の業務の中でも、絶えず計画を念頭に置いた取組を進めていただきたいと思います。
北海道地域医療再生計画に基づく特設講座の設置について ~3つの特設講座を新たに設置~
本学に3つの新たな特設講座が設置されました。いずれも北海道が策定した「地域医療再生計画」に基づく取組です。まず8月1日に開設した「オホーツク医療環境研究講座」でありますが、これは北見赤十字病院からの申請に基づき設置した特設講座で、北見網走地域における 医師、看護師、OT、PT等の医療技術水準の向上に必要な手法や実践方法などを研究するものであり、北見赤十字病院内に設置された「オホーツク医療環境研究室」と連携して取組を進めることとしております。
「道民医療推進学講座」と「南檜山周産期環境研究講座」の両特設講座については、これは道からの申請に基づき9月1日に設置されました。
「道民医療推進学講座」は、本学に既に設置されている「地域医療総合医学講座」を補完する形で、地域の医療機関の機能強化、コメディカルスタッフへのリカレント教育、遠隔診断・治療方法の確立などに加え、住民意識の啓発など総合的に地域医療再生について研究するものです。
「南檜山周産期環境研究講座」については、現在、道内で唯一分娩体制が整備されていない南檜山第二次医療圏における分娩体制を整備するための研究を行うものです。
いずれの講座も地域医療の再生に向けて山積している多くの課題の解決に向けた研究等に着手することとなります。「地域医療への貢献」を理念とする本学として、こうしたニーズにしっかり応えていくことが本学の使命だと考えており、私としても大いに期待しています。
「道民医療推進学講座」と「南檜山周産期環境研究講座」の両特設講座については、これは道からの申請に基づき9月1日に設置されました。
「道民医療推進学講座」は、本学に既に設置されている「地域医療総合医学講座」を補完する形で、地域の医療機関の機能強化、コメディカルスタッフへのリカレント教育、遠隔診断・治療方法の確立などに加え、住民意識の啓発など総合的に地域医療再生について研究するものです。
「南檜山周産期環境研究講座」については、現在、道内で唯一分娩体制が整備されていない南檜山第二次医療圏における分娩体制を整備するための研究を行うものです。
いずれの講座も地域医療の再生に向けて山積している多くの課題の解決に向けた研究等に着手することとなります。「地域医療への貢献」を理念とする本学として、こうしたニーズにしっかり応えていくことが本学の使命だと考えており、私としても大いに期待しています。