平成24年度保健医療学研究科の大学院生の受賞について

平成24年度保健医療学研究科の大学院生の受賞について

 この度、本学大学院保健医療学研究科において、平成24年度の大学院生の業績(論文発表や学会発表、受賞など)を取りまとめました。
 そのなかで、次の2名の大学院生の研究発表が学会で表彰されておりますのでお知らせします。

受賞者:博士課程後期 看護学専攻 細野 恵子

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学会名:The 9th International Conference with the Global
    Network of WHO Collaborating Centers for Nursing
    and Midwifery
演題名:A Study of Asthma Symptom Monitoring and
    Management Among Parents of Children with
    Bronchial Asthma
受 賞:Good Presentation Award

 博士課程後期 看護学専攻の大学院生 細野 恵子さんは、気管支喘息を持つ子どもの保護者を対象に、子どもの喘息コントロールの状態や自己管理の状況などについて、自記式質問紙調査(n=417)を行い、喘息を持つ子どもの親の心配や負担、定期通院に対する思いなどについて、面接調査(n=25)に取り組んでいます。
 本演題は、それらの結果の一部であり、保護者による子どもの喘息発作時の状態観察や対応などを量的および質的に分析したものです。

受賞者:博士課程後期 作業療法学専攻 池田 千紗

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学会名:第43回北海道作業療法学会
演題名:「文の読みにくさに関連する背景要因—身体的特性と
    認知的特性に着目した2症例による検討—」
受 賞:第43回北海道作業療法学会優秀演題賞

 平成24年10 月27 日(土)~28日(日)に、札幌市で開催された「第43回北海道作業療法学会」におきまして、博士課程後期 作業療法学専攻の大学院生 池田 千紗さんの研究発表「文の読みにくさに関連する背景要因—身体的特性と認知的特性に着目した2症例による検討—」が、優秀演題賞を受賞しました。
 本演題は、発達障害児2症例に認められた書字の問題(読みにくさ)を身体的特性と認知的特性の両側面から、その背景要因を検討したものです。読みにくい文字を書くという一つの症状だが、文字の間隔と配置の特徴から2症例で特性が異なること、また、その原因として運動の協調性の問題と視覚認知の図地の判別の困難さといった異なった背景があることを明らかにしました。

発行日:

情報発信元
  • 学務課主査(大学院)