作業療法学科

学科長あいさつ

作業療法学科長 松山清治

 わが国では『少子高齢化社会』を迎えて『人生100年時代』の到来も間近に控え、社会の仕組みや在り方が大きく変わろうとしています。このような中で人々の価値観も多様化し、障がいを持つ持たないにかかわらず、その人がその人らしく生きることの大切さがより強く認識されるようになりました。障がいを持つ人々(障がい者)が地域や社会でその人らしく誇りを持って生活することを可能にするためにリハビリテーション医療が重要な役割を担っています。作業療法士は、身体や精神に病気や障がいを持つ人々に対して、自立した生活や社会参加の獲得を目指し、その人自身やその家族、その人が生活する環境を対象としてリハビリテーションを行う医療専門職です。作業療法の対象となる人々は身体障がい者、精神障がい者、高次脳機能障がい者、発達障がい児・者、高齢者と多岐にわたり、作業療法士の活躍の場も病院など医療施設に加えて地域社会、学校、保健・福祉施設、行政機関など広範囲に及んでいます。

 作業療法学科は、札幌医科大学の建学の精神や保健医療学部の教育理念に基づき、『創造性に富み人間性豊かで高い倫理観をもち、北海道はもとより、日本社会や世界の保健医療に貢献できる実践能力を備えた作業療法士を育成する』ことを教育理念に掲げています。これを実現するために作業療法学科では、1学年20名の少人数制で、4年間に一般教育科目、専門基礎科目(基礎・臨床医学)、作業療法専門科目、統合学習、臨床実習などの充実したカリキュラムを通して、作業療法の基礎理論とその適応・応用と技法を学び、さらに作業療法の実践力を培う高い教育を行っています。平成5年の開設以来、作業療法学科卒業生は全国平均を上回る高い国家試験合格率を誇っており、これまでに多くの優秀な人材を全道や全国に輩出してきました。

 21世紀に入り科学技術の進歩は目覚ましく、医療分野でも様々な高度化が進められていますが、作業療法を含むリハビリテーション分野もこの流れとは無縁ではありません。作業療法学科では、これからの社会の要請に応えるため、より専門性の高い作業療法を目ざした大学院教育にも取り組んでいます。また今後著しい発展が予想される脳科学や再生医療をはじめとする多彩な研究分野とも関わりを持ち、医学部や附属病院との連携も深めながら、新たな作業療法の創造や開拓につながる試みを進めています。作業療法に興味や関心を持ち、作業療法士を志そうとしている方は、その若い情熱を未来の作業療法学の創造や発展に注いでみませんか。

 

教育理念

 作業療法学科は、札幌医科大学の建学の精神・理念、保健医療学部の教育理念・目標を実現するため、創造性に富み人間性豊かで高い倫理観をもち、北海道はもとより、日本社会や世界の保健医療に貢献できる実践能力を備えた作業療法士の育成を目的とする。

 

教育目標

 

卒業生の有する特性

(1)建学の精神を実現する人間的な能力

(2)作業療法士としての能力

 

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