理事長・学長室から2022 -2号- 令和4年5月19日発行

理事長・学長室から2022

理事長・学長 山下 敏彦

はじめに

 3年ぶりの「緊急事態宣言の出ていない」ゴールデンウイーク、いかがでしたか?かつての賑わいを取り戻した行楽地も多かったようですね。
 本学にも多くの学生さんたちの姿が戻り、新しい教育研究棟にもようやく息吹が吹き込まれ、生き生きとしてきたように感じます。でも、COVID-19はまだ収束したわけではありません。引き続き、学内外での感染防止対策を徹底してくださいね。
 さて、「理事長・学長室から2022」第2号をお届けします。

1. 鈴木直道知事来たる!

 4月25日に、鈴木直道北海道知事がご来学されました。かねてから、本学の新しい教育・研究施設の視察を希望されており、今回それが実現しました。
ECMOカーの視察(写真1)に続き、懇談の場では、本学の新型コロナウイルス感染症対策への取り組みに対して、感謝のお言葉をいただきました(写真2)。その後、クリニカル・シュミレーションセンター(写真3)や講義室などを視察していただきました(写真4)。特に、教育研究棟のアトリウムや2階ロビー・スペースには、「これは学生さんたちも喜びますね」と感心されていました(写真5)。学生さんたち、期待に応えて勉強の方も頑張ってくださいね。
 短い時間でしたが、天候にも恵まれ、文字通り「爽やかな」知事ご訪問となりました。
 

2. 名刺の統一デザインについて

 この度、UI(ユニバーシティ・アイデンティティ)確立の一環として、名刺のデザインの統一を図ることとしました。いくつかのデザイン案の中から、図1,2に示すデザインを選定いたしました。
決してこのデザインを強制するものではありませんが、多くの大学で共通デザインの名刺が用いられており、大学の一体感形成・アピールの一助ともなっているようです。近日中に、ダウンロードできるようホームページ上(学内サイト)に掲載する予定ですので、よろしくお願いいたします。

おわりに

 諸外国では、「脱マスク」の動きが進んでいます。最近になって、わが国でも、政府や医師会関係者による「屋外でのマスク着用見直し」の発言が相次いでいますね。本学でも、今後、状況を見極めつつ、課外活動の再開などを考慮していきたいと考えています。しかし、そのためには、学生さんたちが本学の感染防止マニュアル(新型コロナウイルス感染症対策ハンドブック) を順守することが絶対条件となります。学生さん、さらには教職員を含めて、一人一人が札幌医科大学の一員としてふさわしい行動をとるようお願いいたします。