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専攻科アセスメント・ポリシー

専攻科は、教育の改善・向上のため、教育課程レベル、科目レベル、学修到達レベルの3段階において、学修成果を評価するためのアセスメント・ポリシーを定める。

目的

札幌医科大学専攻科は、教育の質を保証するとともに継続的な改善を行うためにアセスメント・ポリシーを策定し、ディプロマ・ポリシー(DP)に示された学修成果の修得状況、及び教育全般に対する評価・検証を行う。アセスメント・ポリシーでは、教育課程レベルの評価、科目レベルの評価、学修到達レベルの評価等に関し、必要な事項を定める。評価方法としては、学生の修得状況を直接的に測定する直接評価に加えて、アンケート等による間接評価を採り入れる。これらの取り組みを通して、教育課程、教育内容・方法の改善及び向上につなげる。

評価の概要

  1. 教育課程レベルの評価:臨床・臨地実践能力の獲得状況、単位修得状況、国家試験の合格状況、就職状況等により行う。
  2. 科目レベルの評価:授業評価アンケート、到達目標に対する自己評価等により、各科目における学修成果の達成状況、教育内容・方法の適切性を評価し、個々の教員による授業改善に活用する。
  3. 学修到達レベルの評価:臨床・臨地実践能力の評価、成績評価及びDP達成に対する自己評価等により個々の学生の課題認識につなげる。

実施体制等

DPに掲げる能力・資質の修得状況の評価は、以下の体制で実施する。

  1. 具体的なアセスメント内容・方法を明確化する。
  2. アセスメントの推進組織は保健医療学部内部質保証推進会議、実施主体は保健医療学部教務委員会とする。
  3. 評価にかかわる各種データの取扱いについては関係規定を遵守するとともに、個人情報の保護に努める。
  4. 評価結果改善状況等について、ホームページ等を活用して積極的に公表する。

主な評価内容・方法

主な評価方法は、以下の通りとする。

  1. 臨床・臨地実践能力の評価:実習科目等の評価及び到達目標に基づく自己評価により確認する。
  2. 授業評価アンケート:授業の満足度や理解度等から科目ごとの目標達成状況を評価する。
  3. DPに掲げる能力・資質に関する評価:修了時及び修了後アンケート、雇用者へのアンケート調査により達成水準を評価する。

アセスメント・リスト

  内容 実施時期 方法 実施組織
1 臨床・臨地実践能力 修了時 ルーブリック等に基づく評価 専攻・教務委員会
2 授業評価アンケート 修了時 アンケート 専攻・教務委員会
3 修了時調査 修了時 アンケート等 専攻・教務委員会
4 修了生・雇用者調査 3年毎 アンケート等 専攻・教務委員会