就労支援の取り組み
リハビリテーション科
リハビリテーション科は、赤ちゃんからご高齢の方まですべての年齢層を対象とし、脳・神経の働き、骨・関節の運動機能、心臓・呼吸器等の働きに生じる変化、そして、そして加齢に伴う問題等、ほぼ全診療科が扱う疾病の治療に寄り添って、患者さんのより良い生活の支援する医療を行っています。
リハビリテーション科専門医2613名のうち、女性専門医は648名25%(2021年6月現在)にしかすぎませんが、リハビリテーション医療は女性医師がしっかりチームの一員として活躍できる職場です。
診療において体力面での男女差が出にくく、生活の中から得た経験やキャリアが日常生活動作や小児医療・介護分野にプラスとなります。また、オン・オフがはっきりした勤務体制のため家事や育児の時間を確保しやすく、ワーク・ライフ・バランスの視点からも、女性医師が働きやすく実力を発揮できる診療科と言えます。育児などの時間確保が困難であれば始業前後の当科スケジュールについても調整可能です。
大学院進学や学位取得に向けての研究等の学問的な面では、リハビリテーション科の診療対象の幅が広いことから、ほぼすべての診療科に患者さんの障害と生活に関する課題の解決に関わることができます。女性の視点で興味を持てる領域を選ぶという点でも幅の広さが魅力になるはずです。
日本リハビリテーション医学会では、リハビリテーション科女性医師ネットワークの活動をはじめとして、学会をあげて女性医師支援に力を入れています。
今後ますます女性が活躍できる分野だと思いますので、リハビリテーション科に興味のある方はお気軽にご連絡ください。お待ちしております。