就労支援の取り組み
呼吸器・アレルギー内科
呼吸器・アレルギー内科では、肺癌、間質性肺炎、COPD、気管支喘息などの呼吸器疾患、アレルギー疾患の診療を行っております。
現在の教室員としては、大学に2名の女性教員がおり、関連施設を含めると9名の女性医師が診療や研究に従事しております。
女性医師の場合、結婚、妊娠、出産、子育てなど、ライフステージに応じた働き方やキャリア形成が必要になります。当科では個々人の希望にあわせて、きめ細かい支援を行っております。例えば、産休や育児休業、復帰の時期や場所などについては、本人の希望に応じてフレキシブルに対応しております。
入院診療についてはチーム制で、急に休まなければならない時でもバックアップ体制がとられております。また、チーム内では主治医制であり、診断から治療まで責任ある診療を任され、スキルアップについても心配ありません。呼吸器科診療は外来診療の比重も高く、一時的に外来のみでキャリアを継続することも可能です。
悪性腫瘍からアレルギー疾患、呼吸管理、画像診断など、幅広い分野でやりがいのある診療ができます。
また、呼吸器学会北海道支部では定期的に男女共同参画についての取り組みを行っております。これは大学の枠を超えて、呼吸器科を目指す女性医師を支援しようとするものです。
呼吸器学会北海道地方会では、地方会としては珍しい託児室も設置し、子育て中でも発表や勉強の機会を提供しております。
呼吸器科医として、将来へ渡ってキャリアを築いていけるように、また、職場でも家庭でも自分らしく活躍できるようワークライフバランスも大切に、今後も支援していきたいと考えております。
興味のある方はどうぞお気軽にご相談ください。