就労支援の取り組み

神経再生医療科

 神経再生医療科は脳梗塞や脳梗塞後遺症に対する再生医療を担当しています。自分の骨髄の中にある幹細胞を培養して増やし、通常の点滴の要領で静脈内に戻すことで、運動麻痺や言語障害などの後遺障害の軽減を目指します。

 今後は、現在進行中である「脳梗塞に対する自己骨髄幹細胞移植治療」の臨床試験を着実に遂行し一般医療化することに主軸をおきながら、幹細胞の増殖・分化に関する研究、障害された脳や脊髄の可塑性や再生に関する研究などを精力的に行い、脳梗塞に対する幹細胞治療を確立すると同時に、他の難治性疾患への適応拡大も積極的に行う予定です。

 当科では産休、育休の取得経験のある女性医師・スタッフもおり、子育てを経験しながら臨床・研究・教育に関わる職務に、女性の視点から新しい治療法の開発に携わっています。周囲のサポート環境も充実しており、性別問わず、生き生きと仕事ができる職場環境の構築に努めております。