就労支援の取り組み

形成外科

小児科学講座 須見よし乃

 当科では、現時点で大学には男性医師6人、女性医師5人が在籍しており、関連病院にも女性医師を配置していることから、女性医師が占める比率は高く、産休、育休の対応、または就労支援には十分配慮して行っています。

 現在は1名が育休中であり、来年度より復帰予定ですが、リタイアせず復帰しやすい環境つくりのため、当科で具体的に支援していることとして、以下のことが挙げられます。

  1. 産休、育休期間は本人の希望に任せており、教室全体でストレスが軽減するようサポートする体制とする。
  2. 休暇中も教室の運営状況につき随時連絡、または本人からも現在の状況報告をもらうなど、相互の情報交換を積極的に行い、復帰に際しての敷居の低い環境を準備するよう心がける。
  3. 復帰後は、過度のノルマが生じないよう配慮し、急な早退や休暇が必要な際も対応できるような仕事分担とする。
  4. 専門医取得、更新に必要な学会出席ができるよう、優先して調整する。
  5. 関連病院においても、支援体制を作り、教室全体で負担が軽減するよう調整をする。

 当科は少人数の小さな教室であるため、お互いに助け合う、配慮する意識が高く、女性医師が家庭を大事にしながら仕事にも取り組める良好な雰囲気と体制が整っていますので、安心してお越しください。

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