就労支援の取り組み
放射線治療科
放射線治療科は、放射線治療およびIVR(Interventional Radiology)を専門に診療する科です。放射線治療は悪性腫瘍治療の3本柱の治療としてなくてはならない治療の一つで、根治的な治療から緩和的治療まで多岐にわたります。医療機器の進歩とともに高精度治療が可能となり、より患者様へ優しい治療に進化し続けている分野です。またIVRは画像診断装置を用いて、細い医療器具(カテーテルや針)を入れて、標的となる病気の治療を行う分野で、全身多岐にわたる低侵襲治療の一つです。
当教室では、現在(令和3年度)、大学に2名の女性医師がおり診療・研究に従事しています。診療は長時間の立ち仕事や力仕事はなく、体力面でのハンディを感じる事はありません。またチーム制で患者様を診療するため、急に休まなくてはいけない場面でもバックアップする体制が整っています。妊娠・出産・子育てがキャリアを積む上で悩みの一つとなるかもしれませんが、当教室においては、産休・育休はもちろん、その時の体調や個々のライフスタイルに沿ってフレキシブルに対応し、家庭も仕事も充実した生活となるよう支援しています。
きめ細やかな配慮が必要ながん診療は、多くの女性医師が適性を感じると思います。上述のとおり個々のご事情に応じた支援が可能ですので、当科で診療を考えている方がいましたら、是非ご相談ください。