就労支援の取り組み
耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科の女性医師は、大学でスタッフとして勤務されている医師が1人、大学の外来を中心に診療を行っている医師が4人、大学院生が1人、地方関連病院で勤務されている医師が7人おります。その中に特別枠の女性医師も1人いて、義務の卒後9年目まで耳鼻咽喉科医として関連病院で勤務できており、最短で専門医試験に合格しています。
診療対象は大人から子供まで男女問わず、特に小児症例が多いことが特徴です。疾患は耳領域では中耳炎、難聴、めまい、顔面麻痺、鼻領域ではアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎、口腔咽頭領域では咽頭炎、扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群、味覚障害、嚥下障害、音声障害など、さらにそれぞれの領域で悪性腫瘍や自己免疫性疾患などもあり多彩で、内科的、外科的の両方の側面を持ち合わせていて、診療内容は非常に多岐にわたります。手術は内視鏡や顕微鏡を用いた手術から、再建を要するダイナミックな手術まで幅広く、また、手術を行わなくても、難聴、睡眠時無呼吸症候群、小児、アレルギーなどに専門性をもって診療するなど、内科的なサブスペシャリティで活躍できる分野がたくさんあります。
どのようなスタンスの医師にも専門医の取得を目指して研修を行っています。また希望者は大学院に入り、学位を取得することが可能です。その際にも、地域出張外来勤務をしていただき、収入が一定額得られるようにしています。
大学病院で特定の領域で専門性をもって活躍する、地方関連病院で病棟管理や手術もする、短時間の勤務としたり外来のみの勤務とするなどの工夫をして子育てと両立する、など個々人の希望に沿った勤務体制を目指しております。
耳鼻咽喉科医として、また家庭でも自分らしく活躍できるよう、医師としてのキャリアと女性としてのライフスタイルを両立できる環境を整えていきたいと考えています。
当科に興味のある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。