鼻副鼻腔領域

ナビ
ナビゲーションシステムによる鼻副鼻腔内視鏡手術
薬物治療に抵抗する慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎含む)に対して適応となる経鼻内視鏡手術について、手術支援機器(ナビゲーション、4Kモニター等)を用い安全性を担保しつつ患者さん個々の状況に対応した手術を行っています。術式によっては、2~3泊の短期入院も可能となっておりますので、ご相談ください。

近年広く普及しつつある拡大前頭洞手術endoscopic modified medial maxillectomy(EMMM)といった新規アプローチ法も取り入れ、難治性前頭洞炎、前頭洞嚢胞、術後性頬部嚢胞、鼻副鼻腔良性腫瘍等の難治性疾患に対しても積極的に経鼻内視鏡手術を導入しています。

鼻副鼻腔悪性腫瘍について、耳鼻咽喉科だけでなく脳神経外科、形成外科、放射線治療科とカンファレンスを行い、それぞれの患者さんに適切な治療法-内視鏡下前頭蓋底手術、経頭蓋・経鼻手術、放射線治療等をご提示いたします。

※当科は日本鼻科学会 鼻科手術認可研修施設です。