顔面神経麻痺の原因はウイルス性 (ベル麻痺、ハント症候群)、外傷性、腫瘍など多岐にわたります。局所所見、血液検査、画像検査 (CT・MRI)、誘発筋電図検査による精度の高い診断と、原因疾患に合わせた治療を行なっています。ステロイド療法・抗ウイルス薬を中心とした標準的な治療に加え、星状神経節ブロックなど補助的な加療も行なっています。
また、外傷性顔面神経麻痺や標準的な治療に抵抗する重症例の患者さんで、適応のある方には顔面神経減荷術(経乳突法を中心に、症例によっては経中頭蓋窩法も選択)も積極的に行なっています。通常、顔面神経減荷術は3-4泊の入院期間となっています。
※当科は日本耳科学会 耳科手術認可研修施設に認定されています。顔面神経麻痺相談医も在籍しております。
また、外傷性顔面神経麻痺や標準的な治療に抵抗する重症例の患者さんで、適応のある方には顔面神経減荷術(経乳突法を中心に、症例によっては経中頭蓋窩法も選択)も積極的に行なっています。通常、顔面神経減荷術は3-4泊の入院期間となっています。
※当科は日本耳科学会 耳科手術認可研修施設に認定されています。顔面神経麻痺相談医も在籍しております。