研修医の学術活動
令和3年度
豊見山 良介 研修医(2年目)
豊見山 良介、市来 智子、辻 喜久
「Blue foreign body in the esophagus」
米国消化器病学会の機関誌 Gastroenterology誌に掲載されました。
平成30年度
種本 真将 研修医(2年目)
種本 真将,数馬 聡,巽 博臣,黒田 浩光,後藤 祐也,片山 洋一,赤塚 正幸,升田 好樹
「カテコラミンの離脱困難な尿路性敗血症性ショックに対してPMX-DHPが奏功した2症例」
第23回エンドトキシン血症救命治療研究会
平成31年1月25日・26日 東京都新宿区
種本 真将 研修医のコメント
この度、第23回エンドトキシン血症救命治療研究会で症例報告をさせて頂きましたので、ご報告します。
集中治療領域では日常のように行われている血液浄化療法ですが、その1つであるエンドトキシン吸着療法について、この症例報告を通じて、改めて学ぶ機会となりました。また、敗血症の治療という日常診療で行われる治療に関して、これまでの報告から考察し、アイディアを得るという、臨床医師として必要な考え方を勉強させて頂くことが出来ました。
発表内容やプレゼンテーションについて御指導頂いた、数馬先生、升田先生を始め、集中治療部の先生方、スタッフの皆様には研修中を含めて、大変お世話になりました。今回の経験を今後の研修、診療に活かせるように更に邁進して参りたいと思います。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
数馬 聡 指導医(集中治療医学)のコメント
初めての学会発表でしたが、能動的にカルテのデータを整理、解釈し、文献的考察も初めての経験とは思えない内容でした。発表自体も落ち着いており、質疑応答も適切に対応していました。私自身も驚く質の高さでした。この発表を生かし、現在、論文作成にあたってもらっています。今後もベッドサイドから学び、臨床、基礎を問わず、医療に還元してくれる医師として成長していくことを期待します。
平成29年度
保坂 到 研修医(1年目)
保坂 到、巽 博臣、黒田浩光、大槻郁人、赤塚正幸、高橋科那子、豊原 隆、鉢呂直記、吉田匠汰 、木村康利、升田好樹
「膵頭十二指腸切除術後に周術期心筋梗塞(PMI)を発症した一例」
第97回 北海道医学大会 集中治療分科会
第1回日本集中治療医学会北海道支部学術集会
平成29年9月9日 札幌市
保坂 到 研修医のコメント
この度、第1回日本集中治療医学会北海道支部学術集会におきまして、上記演題での発表機会をいただきましたのでご報告させていただきます。
当院ICUでの研修期間中に入室された患者さまの症例について、若干の文献的考察を加え、疾患発生の機序や考えられうる背景のリスク因子、ICUでの周術期管理などについて検討いたしました。指導医の巽先生を始めICUの先生方やスタッフのみなさまには、患者さまが疾患を発症された時点から発表スライドの作成に至るまで親身なご指導、ご協力をいただきました。ご本人およびご家族との関わりや、他科専門医師のみなさまとの連携を通してICUにおける急性期医療を俯瞰し、またこのことについて深く考える機会をいただくことができたように思っております。考察すべき内容のまとめ方や発表構成の組み立て方、学術活動に対する姿勢などについて、特に今回の学会参加を通して学ぶことができました。
巽 博臣 指導医(ICU)コメント
初めての学会発表でしたが、積極的にカルテデータや画像資料などを整理し、スライド作成に取り組んでくれました。文献的考察も含め、スライドの内容研修医のレベルを超えていた思います。支部会当日は落ち着いて堂々とした態度で発表し、質疑応答も適切に対応していたと思います。
今後も日々の臨床を踏まえた症例報告や研究発表を続けてほしいと思います。
一柳 亜貴子 研修医(1年目)
一柳亜貴子、山下健太郎、小野寺馨、久保俊之、能正勝彦、山本英一郎、白田智洋、平山大輔、風間友江、山野泰穂、長谷川匡、仲瀬裕志
「SDHC変異による胃GISTの1例」
第121回 日本消化器病学会北海道支部例会
第115回 日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
平成29年9月3日 札幌市
一柳 亜貴子 研修医のコメント
この度、日本消化器病学会北海道支部例会にて症例発表をする機会をいただきました。
初めての学会発表で分からないことも多かったのですが、指導医の山下先生をはじめ、第一内科の先生方の熱心なご指導をいただき、無事に発表を終わらせることができました。
また、この発表を機にGISTの全般的な知識に加え今回の症例のような珍しいものの知識も深めることができ大変勉強になりました。
このような貴重な機会を与えてくださった第一内科の先生方に、この場を借りて御礼申し上げます。
今回の症例発表の経験を生かし、今後とも精進していきたいと考えております。
山下 健太郎 指導医(消化器内科)コメント
9月に開催された消化器病学会の北海道地方会で、我々が経験した大変珍しい症例を一柳先生に報告してもらいました。消化管間葉系腫瘍(GIST)は胃と小腸に好発する非上皮性腫瘍(肉腫)で、その90%にKITあるいはPDGFRAいずれかの遺伝子変異が認められます(ほとんどはKITの変異です)。GISTの発生頻度は胃癌の1/10でそれ自体も珍しいのですが、今回の症例はKITにもPDGFRAにも変異がみられず、更に調べたところSDHCという別の遺伝子に変異が見つかりました。SDHはTCAサイクルのコハク酸脱水素酵素をコードする遺伝子で、褐色細胞腫やパラガングリオーマでの変異が有名です。SDH変異GISTは非常にまれですが、通常のGISTと比べ様々な特徴があり、最近注目されています。
一柳先生にとっては初めての学会発表と聞いていたので、通常よりも少し早く一か月前から準備を始めましたが、僕が想像していたよりも順調に進みました。スライド作成にも徐々に慣れてきて、最終的には見栄えの良いスライドが完成し、学会当日のプレゼンと質疑応答も大過なく終了しました。少し緊張したようですが良い経験になったと思います。日本からの報告は過去になさそうなので、来年3月までに論文化したいですね。
平成28年度
大和田 紗恵 研修医(2年目)
「播種性血管内凝固を併発するも,集学的治療により30ヶ月の生存が得られた胃原発神経内分泌細胞癌の1例」
第119回 日本消化器病学会北海道支部例会
平成28年9月3日 札幌市
大和田 紗恵 研修医のコメント
この度、日本消化器病学会北海道支部例会にて、症例発表の機会を与えて頂きました。初の学会参加で大変緊張しましたが、指導医の小野寺先生をはじめ、たくさんの先生方に手厚いご指導を賜り、無事に発表を終えることができました。今回の発表を通して、疾患に対する見識を深められたのはもちろんのこと、スライド構成から考察の仕方など発表への取り組み方を丁寧に教えて頂き、大変貴重な経験になりました。これからも日々臨床に取り組み、積極的に学会報告できるよう、経験を積んでいきたいと思います。
小野寺 馨 指導医(消化器内科)コメント
大和田先生には進行胃原発神経内分泌細胞癌の1例について、日本消化器病学会北海道支部例会で症例報告いただきました。胃原発神経内分泌細胞癌は一般的に進行が速く、予後不良な疾患ですが、集学的治療によって長期生存がえられる例も散見されます。標準治療が十分定まっておらず、このような症例の経験を学会発表という場で共有することは重要と考えます。
大和田先生にとっては初めての学会発表であり、今回の発表を通じて学会の準備の仕方を学ぶことができたことも大きかったと思います。事前によく準備をしており、当日のプレゼンテーションや質疑応答もフロアから安心してみていることができました。
日々の臨床で経験した症例について、これからは自ら学会発表や論文報告していくことが重要と思います。先生の今後ますますのご活躍を祈念しております。
小野山 直輝 研修医(2年目)
「悪性腹膜中皮腫の1例」
第119回 日本消化器病学会北海道支部例会
平成28年9月3日 札幌市
小野山 直輝 研修医のコメント
この度、日本消化器病学会北海道支部例会において症例発表させて頂きました。
初めての学会発表でしたが、小野寺先生をはじめ多くの先生方にご指導いただき、当日には自信を持って発表することが出来ました。
抄録作成からスライド作成、質疑応答など今後の学術活動の糧となる貴重な経験を得ることが出来ました。
ご多忙のところ手厚いご指導を賜り誠に有難うございました。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
小野寺 馨 指導医(消化器内科)のコメント
小野山先生には悪性腹膜中皮腫の1例について、日本消化器病学会北海道支部例会で症例報告いただきました。
悪性腹膜中皮腫はまれな疾患で診断が難しい一方、発症からの進行が速く、予後不良な疾患です。
中皮腫はアスベスト暴露からは発症までの潜伏期間が40年程度と長く、今後日本でも罹患者数が増えてくることが予想され、注意が必要です。
小野山先生は今回の発表を通じて中皮腫に理解を深めるとともに、学会発表の準備の仕方についても学んでいただきました。学会での発表は初めてとのことでしたが、入念に準備し、当日のプレゼンテーションおよび質疑応答も完璧でした。
日々の臨床で経験した症例について、これからは自ら学会発表や論文報告していくことが重要と思います。
先生の今後ますますのご活躍を祈念しております。
髙橋 有毅 研修医(2年目)
髙橋有毅、鶴田航大、多田周、槙龍之介、三品泰二郎、宮島正博、渡辺敦
「NUSS手術後の成長予後についての検討」
第16回 NUSS法漏斗胸手術手技研究会
平成28年11月4日 鹿児島県
髙橋 有毅 研修医のコメント
この度、第16回NUSS法漏斗胸手術手技研究会で発表の機会をいただいたので報告いたします。
札幌医科大学呼吸器外科でNUSS手術を施行した患者さんを対象に、後方視的に成長予後と成長予後に関わる術前、術後因子を検討しました。指導医の先生方の熱心なご指導の下、データの整理から統計解析、抄録作り、スライド作成、当日の発表までやらせていただき、とても勉強になりました。
学会自体がとても専門性の高い学会であり、他の施設の先生方との意見交換をできたことはとても貴重な経験になりました。今回の演題について今後もデータを増やすなどしてさらに深めていければと考えています。
鶴田 航大 研修医(2年目)
鶴田航大、三品泰二郎、髙橋有毅、宮島正博
「Barによる拘束性障害の検討」
第16回 NUSS法漏斗胸手術手技研究会
平成28年11月4日 鹿児島県
鶴田 航大 研修医のコメント
2016/11/4の第16回NUSS法漏斗胸手術手技研究会で学会発表の機会をいただきました。当院でNuss法による漏斗胸手術とBar抜去を施行された方のBar抜去前後での拘束性障害の影響を検討致しました。
呼吸器外科の先生方が熱心に統計学的な検討方法や、スライド構成等に関して熱心に御指導してくださったため、当日には自信を持って発表することができました。
また、学会では建設的な意見交換や議論も行われ、非常に勉強となる学会となりました。お忙しい中、懇切丁寧に指導して下さりありがとうございました。
今回の経験を活かし、今後も積極的に発表していきたいと思っています。
これからも御指導よろしくお願いします。
宮永 怜 研修医(2年目)
宮永怜、大橋一慶、山本大輔、松村晃寛、鈴木秀一郎、津田笑子、久原真、川又純、下濱俊
「病名告知したCreutzfeldt-Jakob病の1例」
第278回日本内科学会北海道地方会
平成28年11月19日 札幌市
宮永 怜 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会において症例発表の機会を与えて頂きました。
神経難病の病名告知という難しいテーマではありましたが、指導の山本先生をはじめ多くの先生方から濃やかな御指導を賜り、症例と疾患に向き合って勉強させて頂くことができました。
今回の発表を通して、疾患概念のみならず告知や社会資源に関しても見識を深めることができ、またスライド構成や文献の検討、考察の方法など学術活動への取り組み方にも御指導を賜り、大変貴重な経験となりました。
今回の経験を今後の臨床、学術活動に活かせるよう尽力したいと思います。
山本 大輔 指導医(神経内科)のコメント
今回宮永先生には、病名告知を行った、クロイツフェルト・ヤコブ病の症例を報告してもらいました。
これまで、認知症疾患に対する病名告知は長く議論されてきましたが、未だに結論の出ていない難しいテーマであり、特にクロイツフェルト・ヤコブ病の場合には一般的に進行が非常に速い疾患であるため、その判断に苦慮することもあります。
医学的問題というよりは、倫理的問題が本題である本症例について、文献的考察を十分に行い、自分の考えを持って発表に臨まれたと思います。
患者の入院中にも積極的に診療に当たっており、患者が不安な状況にも適切に対応しておりました。
そして、病名告知とその後の方針決定という、まさにインフォームド・コンセントを実践してもらいました。
宮永先生にとって貴重な経験になったのではないかと考えます。
今後の更なる活躍を期待しています。
平成27年度
宮坂 友紀 研修医(2年目)
宮坂友紀、吉川匠、高橋知之、多屋哲也、森勇樹、池田貴美之、高橋守、大塚満雄、千葉弘文、高橋弘毅
「筋症状を呈し特徴的な画像所見を示した筋サルコイドーシスの1症例」
第276回 日本内科学会北海道地方会
平成28年2月27日 札幌市
宮坂 友紀 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会にて症例発表をさせて頂きました。
指導医の吉川先生をはじめ、多くの先生方に熱心で的確な御指導を頂き、無事に発表を終えることができました。
文献を検索しまとめていく過程や、症例を検討し、伝えたいことを明確にした発表をつくる大切さを学ばせて頂きました。
貴重な機会を与えてくださった呼吸器・アレルギー内科の先生方に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
今回の症例発表の経験を生かし、今後とも精進して参りたいと思います。
吉川 匠 指導医(呼吸器・アレルギー内科)コメント
この度、宮坂先生の日本内科学会北海道地方会への発表をお手伝いさせていただきました。稀少な症例でしたが、疫学的、病態的な観点から症例をよく考察できていたと思います。特に、文献的な考察を十分に行ったうえで、さらに深く病態を理解、考察しようと、いろいろな医師に指導を仰ぐ積極的な姿勢に感心しました。また、スライドも発表まで余裕をもった時期に作成してくれたので、細かな修正などを経て、十分な完成度に仕上がったものと思います。
当日の発表も落ち着いており、いいプレゼンができていたと思います。特に、質疑応答では、現状では明確な答えが存在しない質問に対し、文献的情報と私見を合わせて、的を得た回答ができており、感心しました。
今回、初期研修医の部で優秀若手奨励賞を受賞できましたが、宮坂先生の積極的な学びの姿勢が成果につながったものと感じています。日常診療も忙しい中、お疲れ様でした。今後のさらなる活躍を楽しみにしています。
飯島 一飛 研修医(2年目)
飯島一飛、佐藤康史、在原洋平、佐藤昌則、石川和真、大沼啓之、宮西浩嗣、佐藤勉、小船雅義、加藤淳二
「進行消化器癌の全身倦怠感に対するL-カルニチン投与の検討」
第276回 日本内科学会北海道地方会
平成28年2月27日 札幌市
飯島 一飛 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会で発表の機会を頂きました。 日々の診療業務の合間の限られた時間で準備を進めるのは少々大変でありましたが、腫瘍・血液内科学講座の先生方からの、厳しくも手厚い御指導のお陰もあり、優秀若手奨励賞(初期研修医の部)を受賞することができました。 職業柄、今後も学会等での発表は避けては通れない課題であり、発表や準備を通して自分を大きく成長させて頂いた先生方に、この場を御借りして御礼申し上げます。
佐藤 康史 指導医(腫瘍・血液内科)のコメント
がん患者では経口摂取量の減少、悪液質、抗癌剤治療といった理由による倦怠感が大きな問題となっています。 最近、癌患者ではカルニチンが欠乏することが報告され、その補充が倦怠感の改善に有効となる可能性が注目されておりました。 そこで、飯島先生には、消化器がん患者治療におけるカルニチン投与の有効性について検討してもらいました。 今回受賞できたことは、自ら多くの臨床データをまとめていただくとともに、 多くの英文文献を読んでいただき、その内容を整理しわかりやすい形でプレゼンしてくれた結果であると評価しています。 この経験は今後の学会発表にも大いに役立つものと期待しています。 今回、非常に有望な結果を発表いただいたので、今後、臨床試験に発展させ新たな臨床エビデンスの創出に繋がることを期待しています。
村尾 公太郎 研修医(1年目)
村尾公太郎、池田貴美之、宮坂友紀、高橋知之、練合一平、高橋洋平、吉川匠、多屋哲也、森勇樹、高橋弘毅
「大量の胸水貯留を伴った胸壁原発血管腫の1例」
第275回 日本内科学会北海道地方会
平成27年12月5日 札幌市
村尾 公太郎 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会で症例発表の機会をいただきました。 学会での発表は初めてのことで、また発表する疾患も珍しいもので最初は全く知識のない状態でした。 普段病棟で行うカンファレンスでの発表とは全く違い、その症例についてはもちろんのこと、周辺知識などをしっかり理解しておく必要があります。 また、見やすいスライドや話し方を考えたりなど、どれも自分一人ではなかなかできないことばかりです。 今回諸先生方に疾患やその周辺知識、発表の方法などをご指導いただき、無事に発表を終えることができました。 今回の経験でさまざまな事を学ぶことができました。これを自分の糧として、今後とも様々な分野で活かしていけるように努力してまいります。 お世話になりました先生方に、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
池田 貴美之 指導医(呼吸器・アレルギー内科)のコメント
村尾先生には、胸壁原発血管腫の症例報告を行っていただきました。 稀少な症例で国内での文献報告も少なかったため、考察するのが大変だったと思いますが、 英語の論文にも多くあたり、病態について深く掘り下げた発表に仕上がっていました。 特に、文献検索力と理解力が非常に高く、質疑対策の際には、豊富な知識がスラスラと口から出てくるのに大変感心し、 私自身も勉強させて頂きました。 当日の発表も堂々としており、初回の発表とは思えない落ち着きぶりでした。 学会発表を通して、日常の診療へも新しい視点が加わってくるかと思いますので、今後も折々トライしてみてほしいと思います。 今後のご活躍に期待しています。
四十坊 直貴 研修医(1年目)
四十坊 直貴、山本 元久、清水 悠以、桜井のどか、鈴木知佐子、苗代 康可、錦織 博貴、千葉 弘文、高橋 弘毅、高橋 裕樹
「間質性肺炎が先行したANCA関連血管炎の1例」
第275回 日本内科学会北海道地方会
平成27年12月5日 札幌市
四十坊 直貴 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会にて症例発表をさせて頂きました。 山本先生をはじめ、第一内科の先生方の熱心な御指導を頂き、堂々と発表できたと思います。 大変お忙しい中丁寧に御指導下さった指導医の先生には感謝しております。 初期研修一年目で、このような貴重な経験をさせていただき大変勉強になりました。 今回の経験を生かして、今後さらにがんばっていきたいと思います。
山本 元久 指導医(消化器・免疫・リウマチ内科)からのコメント
四十坊先生には、MPO-ANCA陽性特発性間質性肺炎をみた場合の臨床的解釈について、症例の発表とその問題点について考察してもらいました。 また結論がでていない問題に対し、非常に深い議論になっていたものと思います。 これは自ら文献を読み、調べ上げた結果だと評価しています。 臨床の現場では、教科書どおりにいかない症例も多く経験し、それをいかに解決して行くかを含め、学んでくれたものと思います。 今回の発表は、きっと四十坊先生にとって非常に意義のあるものになってくれることを期待しています。 これからも頑張ってください。
臼井 彩 研修医(1年目)
臼井彩、柳昌弘、横山早織、近藤瞬、浅井悠一郎、小林智史、梅田泰淳、汐谷心、亀田優美、錦織博貴、黒沼幸治、千葉弘文、山田玄、高橋弘毅
「crizotinib著効後に耐性となった肺多形癌に対しalectinibが有効であった1例」
第110回 日本呼吸器学会 北海道地方会
平成27年9月19日 札幌市
臼井 彩 研修医のコメント
この度、日本呼吸器学会北海道地方会で症例発表の機会をいただきました。
初めての学会発表で大変緊張しましたが、先生方の熱心な御指導のおかげで無事に発表を終えることができました。
症例についてだけでなく、抄録やスライドの作り方、発表の仕方など、全てにおいて熱心に御指導いただき、心より感謝しております。
今回の経験を通して学んだ情報収集や発表構成・展開の方法は学会発表で基本となるものであり、今後に活かしてこれからも精進して参りたいと思います。 貴重な機会をいただいたことをこの場をお借りして御礼申し上げます。
梅田 泰淳 指導医(呼吸器・アレルギー内科)からのコメント
この度は、臼井先生の日本呼吸器学会北海道地方会への発表のお手伝いをさせていただきました。
研修医になり数ヶ月での学会発表であり、普段の診療もまだ慣れない中、非常に大変だったと思いますが、症例を深く勉強し、またスライド作成も初めてと思えないほどの出来で、期待以上の完成度でした。
発表も堂々と出来ており、場内からの質問にも的確に返答しておりました。 今後のさらなる活躍を期待しております。
平成26年度
出利葉 健太 研修医(2年目)
出利葉健太、松山清治、小林清樹、古瀬研吾、石井貴男、橋本恵理
「統合失調症にアルツハイマー型認知症を合併した一例」
北海道精神神経学会 第125回例会
平成26年7月13日 札幌市
出利葉 健太 研修医のコメント
以前より学会やセミナーなどに参加させていただきながら、いつか機会があれば発表させて頂きたいと考えておりましたが、今回北海道精神神経学会例会にて発表の機会を頂きました。
研修医という立場でまだ未熟な上、二つの疾患の合併例の報告ということで、学ばなければいけないことも多かったですが、古瀬先生、小林先生、松山先生、石井先生、橋本先生を始め神経精神科教室の先生方、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士の方々に多くの御指導を頂きながら、無事本番を終えることができました。
この場を お借りして、感謝申し上げます。
医師として仕事をしていく上で、これからも発表する機会を頂くことは多いと思います。
今後も今回の発表の経験を活かしつつ、よりよい医療を提供できる医師を目指して、勉強を続けていきたいと考えております。
古瀬 研吾 指導医(神経精神科)からのコメント
出利葉先生の発表は、統合失調症とアルツハマー型認知症の合併について検討するものであり、未だ明らかになっていない分野でかつ臨床的に意義のあるものだと考えます。
発表の前に両疾患の基礎知識を学ばねばならず、事前の準備が大変だったと思いますが、真剣に取り組み、本番の発表も堂々たるものでした。
一緒に文献を探すことで私自身の勉強にもなり、指導医としては大満足です。
今後も臨床、研究、学会発表などでのさらなる活躍を期待しています。
佐賀 潤也 研修医(1年目)
佐賀潤也、柏木智則、柏木葉月、清水悠以、鈴木知佐子、山本元久、林 敏昭、高橋裕樹、篠村恭久
「原発性シェーグレン症候群に血栓性血小板減少性紫斑病を合併した1例」
日本内科学会北海道地方会 第271回例会
平成26年7月19日 札幌市
佐賀 潤也 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会にて症例発表をさせて頂きました。
初めての発表でしたが、第一内科の先生方の熱心な御指導を頂き、当日は自信を持って発表に臨むことができました。
大変お忙しい中、右も左もわからない私に、文献の読み方やスライド作成など基本的なことから丁寧に御指導下さった指導医の先生には、心より感謝しております。
初期研修一年目でこのような貴重な経験をさせて頂けたことに感謝し、今後の学術活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
山本 元久 指導医(第一内科)からのコメント
佐賀先生にとって、今回の発表がとてもいい経験になってもらえたと信じています。
内科研修が始まって最初の症例(医師人生最初の症例)を報告してもらいました。
膠原病・リウマチ性疾患、血液疾患が絡んだ複雑な症例を、どのように紐解いて解決していくか、よく理解してくれました。また自ら文献収集にもあたり、その積極性を高く評価しています。
今回から、内科学会北海道地方会では大きく形式が変わり、優秀若手奨励賞が設けられました。
佐賀先生は発表や質問の受け答えも堂々としており、記念すべき1回目の賞を受賞しました。
今後、これを生かして、自分をさらに磨いて輝いてくれるものと期待しています。応援しています。
高橋 遼 研修医(1年目)
高橋 遼、斉藤 礼、大和田 渉、神津 英至、村中 敦子、矢野 俊之、田中 希尚、下重 晋也、古橋 眞人、丹野 雅也、橋本 暁佳、三浦 哲嗣
「入院時末梢血好酸球数が正常であった特発性好酸球性心筋炎の1例」
日本循環器学会北海道地方会 第111回例会
平成26年6月28日 札幌市
高橋 遼 研修医のコメント
この度、日本循環器学会北海道地方会で症例発表の機会をいただきました。
初めての学会発表で、わからないことが多かったのですが、先生方の手厚いご指導のおかげで、無事発表終えることができました。
指導医の先生をはじめ、第二内科の先生方には、心から感謝しております。
今回の症例発表の経験を生かし、今後も日々精進していきたいと考えております。
矢野 俊之 指導医(第二内科)からのコメント
この度、高橋遼先生の発表をお手伝いさせて頂きました。
忙しい日常診療の最中に、症例報告の準備を行うことは大変な作業ですが、とてもいい経験になったと思います。
一人の患者様について何週間もかけて勉強する機会はあまりないと思いますが、その積み重ねがこの先必ず生きてきます。
高橋先生はプレゼンテーションが苦手だと言っていました。
確かに研修開始当時は、お世辞にも上手とは言えませんでしたが、毎週の総回診に加え、学会発表に向けて真剣に取り組んだことにより、眼に見えて上達し、最終的に第111回日本循環器学会北海道地方会YIA(Young Investigator Award)を受賞しました。 今後の活躍を期待しております。
飯塚 裕典 研修医(1年目)
飯塚 裕典、青山 ちひろ、神津 英至、赤坂 憲、古橋 眞人、湯田 聡、橋本 暁佳、長谷川 匡、三浦 哲嗣
「肺高血圧発症前に診断し得た肺毛細血管腫症の一例」
日本内科学会北海道地方会 第272回例会
平成26年11月29日 札幌市
飯塚 裕典 研修医のコメント
この度、日本内科学会北海道地方会で症例発表の機会を頂きました。
自分にとって初めての学会発表でわからないことも多数ありましたが、先生方の手厚い御指導のおかげで無事に発表を終えることができました。
今回発表させて頂いた症例についてはもちろんですが、学会発表に必要な情報収集、発表構成の方法等様々な点で勉強させて頂き、また自分の課題等も発見でき、自分にとって大変有意義な経験をさせて頂きました。
この場をお借りして、指導医の先生を始め、第二内科の先生方には心から感謝申し上げます。
今回の症例発表の経験を生かし、臨床の場、学術研究につきましても、今後精進して参りたいと考えております。
神津 英至 指導医(第二内科)からのコメント
飯塚先生が発表した本症例はとても稀少疾患であり、参考になる日本語の文献はわずかでした。
発表準備はすでに当科以外で研修中に行っていました。
忙しい中でスライドの作成、病理所見の勉強、質疑応答に備えて山のような英語文献に目を通すのは大変だったと思います。
当日堂々と発表する姿に、相当の努力があったことがみてとれました。
今回の経験は、先生のこれからの活躍に必ず役立つものと思います。
藤岡 茉生 研修医(2年目)
藤岡茉生, 菊地 郁, 小林景樹, 亀倉南穂, 菅 裕司, 加藤潤史, 肥田時征, 山下利春, 石田禎夫, 前田和男
「口唇・口腔内病変から診断に至ったALアミロイドーシスの1例」
第401回日本皮膚科学会北海道地方会
平成27年2月7日 札幌市
藤岡 茉生 研修医のコメント
この度、地方会での発表の機会をいただきました。1年目では機会がなく、学会自体が初参加で、文献検索からスライドの構成まで、指導医の先生を始め皮膚科の先生方には一から教えていただき、大変勉強になりました。また、本番の前には何度か予演会もあり、様々な視点から貴重なご意見やご質問などをいただき、より内容を掘り下げ深めることができました。たどたどしいながらも当日は無事に発表を終えることができ、次回以降への反省点も発見することができました。初期臨床研修医のうちにこのような経験をさせていただき、大変ありがたく思います。今後の発表の場でも、是非今回の経験を活かしていきたいと思います。
肥田 時征 指導医(皮膚科)からのコメント
藤岡先生には、皮膚・粘膜症状が診断の契機となったALアミロイドーシスの症例報告をしてもらいました。全身性疾患に関連して皮膚に現れる徴候はデルマドロームと呼ばれており、これを捉えて診断・治療に結び付けることは皮膚科医の大切な役割の一つです。今回、藤岡先生は病棟チームの一員として患者さんの診療にあたり、診断に至るプロセスを学んで学会発表にまとめてくれました。発表当日は、初めての学会参加とは思えない堂々としたプレゼンテーションで、会場からの質疑にもしっかりと応えていました。今後のさらなる活躍を期待しています。
渡邊 晃一 研修医(1年目)
渡邊晃一、井垣勇祐、能登貴弘、西沢慶太郎、村上沙耶香、西田絢一、望月敦史、石村周太郎、吉田英昭、橋本暁佳、三浦哲嗣
「心房中隔欠損と肺動脈狭窄の合併による肺高血圧症に対し、薬物療法後に心房中隔欠損閉鎖術を施行し得た一例」
第112回日本循環器学会北海道地方会
平成26年11月22日 札幌市
渡邊 晃一 研修医のコメント
この度、日本循環器学会北海道地方会で症例発表をさせていただきました。初めての経験であり、また複雑な症例であったため臨床経過を把握するだけでも大変なものでした。しかし、指導医の先生の手厚いご指導のお陰で無事発表を終えることができました。
日々の指導医の先生とのディスカッションを通して病態に関する知識も深まり、またそれに付随する幅広い知識も得ることができました。今回の学会発表を通して文献検索の仕方や文献から必要な情報を手早く得る方法、学会発表におけるパワーポイントの作り方など学ぶことができ、1年目から経験できたことは非常に大きかったです。ご指導していただいた先生方には心より感謝しています。
この経験を生かして、今後の学術活動、臨床診療に励んでいきたいと思います。
石村 周太郎 指導医(第二内科)からのコメント
この度は渡邊先生にとって初めての学会発表ということで、パワーポイントの使い方、文献の調べ方などの基礎的なことから指導させていただきました。渡邊先生の今後の学会発表の礎となるような発表になってほしいという願いもあり、事前の準備期間を十分とり、発表スライド作成中に感じた疑問点はすべて解決しておくというスタンスで、日々ディスカッションをしておりました。発表に至るまでには症例に関する幅広い知識が得られただけでなく、多数の文献をまとめることや、質疑応答の対応など多方面での大きな成長が得られたものと思います。本番の発表は堂々としており、質疑応答も的確な応答ができていて申し分のない発表でした。
これからの活躍に期待したいと思います。
平成25年度
菊池 謙成 研修医(2年目)
菊地 謙成、小林 皇、田中 俊明、前田 俊浩、松尾 かずな、北村 寛、高橋 聡、舛森 直哉
「性自認が男性であった女性非古典型先天性副腎過形成の一例」
第78回 日本泌尿器科学会東部総会
平成25年10月17日~19日 新潟
研修医のコメント
初期研修医2年目の菊地謙成です。
今年度、泌尿器科学講座にて7か月の研修を行い、学術活動として東部泌尿器科学会ではポスター発表を、内分泌地方会ではスライド発表を行いました。1年目では東部泌尿器科学会のような大きな学会での発表経験がなかった私にスライドづくりに関することを多くの先生方から一から教わり、今後の学術活動の基礎を作っていただきました。また、発表前には舛森教授を含めた教室員の先生方の前で予行をし、最終チェックもして頂けるので本番は落ち着いて発表することができます。
泌尿器科を志望する研修医の先生、学生の方々はもちろん、少しでも泌尿器科に興味のある方も日常診療のみならず学術活動に対する先生方からの指導で医師として成長できるのではないかと思います。
小林 皇 指導医(泌尿器科)からのコメント
菊地先生には、幅の広い泌尿器科学領域でも排尿障害や泌尿器科腫瘍学といったmajorな領域ではなく、あえてminorの領域で発表していただきました。指導しながら、私も最新の知識を再確認させていただき勉強になりましたが、菊地先生も熱心に図書室で文献を調べるなど、発表までの準備がとても素晴らしかったです。珍しい症例、minorな疾患などに対する実臨床でのアプローチとして、今回の経験が今後に役立ってくれれば指導者としても幸いです。
竹中 遙 研修医(2年目)
竹中 遙,横尾 慶紀,直江 徹,加藤 宏治,石川 立,池田 貴美之,錦織 博貴,山田 裕一,宮島 さつき,藤井 偉,猪股 慎一郎,千葉弘文,山田玄,高橋弘毅
「気管原発神経鞘腫の1例」
第35回 日本呼吸器内視鏡学会北海道支部会
平成25年10月12日 札幌
研修医のコメント
今回、呼吸器内視鏡学会で発表の機会をいただきました。まだスライド作りや文献検索にも慣れていませんでしたが、先生方の丁寧なご指導があり、無事発表を終えることができました。研修医としてご指導を受けられる中、学会発表を経験できたことはとても貴重な機会であったと感じております。この経験を今後にも生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
横尾 慶紀 指導医(第三内科)からのコメント
この度、気管支学会地方会における竹中研修医の発表を手伝わせていただきました。
当科に研修中の竹中研修医は、患者さんへの対応も素晴らしく、診断へのアプローチ、治療戦略の立て方、なども十分に備わっている印象でした。よって、大学病院での研修中に指導すべき内容として、臨床対応能力の向上だけでなく、プレゼンテーション能力の基礎を作る、ことを考えました。これまで地方会で発表した経験はなく、緊張していたようでしたが、大きな糧になったと思います。研修医が症例報告や学会発表を行う意義の一つとして、症例の情報を周囲に伝えるために情報を整理する力を身につけることが挙げられると思います。今回の経験・努力が、本人の思考の整理方法の一助となり、臨床現場に応用できるようになることを期待しています。
齋藤 麻里絵 研修医(2年目)
齋藤 麻里絵,巽 博臣,升田 好樹,野村 和史,後藤 京子,数馬 聡,高橋 科那子,長南 新太,今泉 均
「急激な血管内外の水分移動に対応できたsystemic capillary leak syndromeの1例」
日本集中治療医学会第22回北海道地方会
平成25年10月12日 旭川
研修医のコメント
私は2年目の9月に、ICUの先生から機会をいただき、初めての学会発表をさせていただきました。初めてのことで、準備も思うように進まず、指導医の先生の力なくしては決して発表までたどり着けなかったと思います。パワーポイント、原稿、想定質問の回答まで、手厚くご指導いただき、指導医の先生には心から感謝しております。その経験自体が自分の糧になりましたし、その症例を集中的に勉強できたという意味でも、とても良い機会となりました。この時期に、学びの多い大変貴重な経験ができ、本当に良かったです。どうもありがとうございました。
巽 博臣 指導医(ICU)からのコメント
初めての発表ということでしたので、本疾患の急性期管理に関する文献をあらかじめ手渡していましたが、齋藤先生は急性期治療だけでなく、疾患の背景因子や病態から予防まで、疾患全体を詳細に調べてくれ、自分で集めた資料の分量だけでも驚かされました。疾患や病態を十分に理解し、発表原稿やスライドなども入念に準備していたため、発表は初回とは思えないほど落ち着いており、質問にも堂々と答えている姿は、研修医のレベルでは十分すぎる出来でした。
今回の発表経験を生かして、今後も臨床医として、また研究者として活躍してほしいと思います。期待しています!!
長南 新太 研修医(1年目)
長南 新太、数馬 聡、巽 博臣、升田 好樹、野村 和史、後藤 京子、高橋 科那子、齋藤真理絵、今泉 均
「VATSによる頻回の洗浄・ドレナージにより救命し得た降下性壊死性縦隔炎の1例」
日本集中治療医学会第22回北海道地方会
平成25年10月12日 旭川
研修医のコメント
この度、旭川で開催された日本集中治療医学会地方会に参加させて頂き、症例発表をさせて頂きました。準備から実際の発表まで何から何まで初めての経験でしたが、ICUの先生方に丁寧に御指導頂き、大変良い勉強になりました。また、他病院の先生方の前で症例をプレゼンテーションし、ディスカッション、フィードバックを頂いた事は貴重な経験となりました。
この度発表させていただいた症例は私がICU研修中におよそ1ヶ月の間担当させていただいており、大変思い入れのある患者様でした。それだけにこの診療経験を学会での症例発表という1つの形に導いてくださり本当に感謝しております。
今後、学会発表の際には今回の症例発表で学んだことを十分に活かし、更に良い発表ができるように努力していきたいと思います。
升田 好樹 指導医(ICU)からのコメント
長南先生のICUでの臨床経験,それを元に行った学会発表と,充実した研修ができたのではないでしょうか.それにしても学会発表のための準備においても自分の頃と比べプレゼンテーションの作り方の上手なこと.アナログな自分とは異なるデジタル世代の真骨頂と言った様子でした.また壇上での堂々としたしゃべりも,すでにベテランの領域に到達したかの様.今後,医師として大きく羽ばたく予感がするのは私だけではないはずです。今後の充実した研修と活躍を期待します。
小山 奈緒美 研修医(2年目)
小山奈緒美、宮島さつき、山田裕一、加藤宏治、北田順也、高橋弘毅
「EBUS-TBNAにより診断した食道原発GISTの一例」
第270回日本内科学会北海道地方会
平成26年2月8日札幌
研修医のコメント
今回、内科地方会で発表の機会を頂きました。私にとって初めての発表であり、知識に乏しい状態からのスタートでしたが、第三内科の宮島先生からご指導を頂きながら校正を重ねて、無事に発表を終えることができました。今後医師として働く中で、発表の機会を頂くことは多いと思いますが、今回、初期研修医のうちに発表の基礎から丁寧にご指導を受ける機会を頂き、大変嬉しく思います。また、今回発表した症例で病理診断をして頂いた病理部の杉田先生にも、直接所見を教えて頂き、勉強になりました。今回の私の発表にあたり、第三内科、病理部の先生方は快く時間を作ってくださいました。大学病院の充実した指導体制の中で準備に取り組むことができ、感謝しております。
宮島 さつき 指導医(第3内科)からのコメント
小山先生にとっては初めての学会発表ということでしたが、疾患についての文献調査から自分なりの考察まで、大変真摯に取り組んでいらっしゃいました。スライドも少し助言しただけですが、すぐに完成度の高いものを作成されておりました。発表でも堂々と受け答えをされ大変立派でした。この経験を糧により一層のご活躍を期待しております。