センター長メッセージ

2026年4月より臨床研修・医師キャリア支援センター長を拝命致しました杉村政樹と申します。
私はこれまで産婦人科医として、また医学教育学を専門として、離島医療をはじめとする地域医療の現場に長く身を置いてまいりました。
一人の患者さんの向こうには、その方を支える家族や地域があることを、現場で繰り返し実感してきました。そうした経験を、これからの研修センターの運営にも活かしていきたいと考えています。
札幌医科大学は、建学の精神として、次の二つを掲げています。
「進取の精神と自由闊達な気風」
「医学・医療の攻究と地域医療への貢献」
私たちはこの精神にのっとり、上下の隔てなく自由に意見を交わせる、風通しの良い環境づくりを大切にしています。診療スキルの向上はもちろんのこと、医療人としての資質を磨き、研究にも触れることのできる場でありたいと考えています。
地域医療の現場で私自身が学んだのは、一人ひとりの状況や環境に応じて柔軟に対応することの大切さです。その経験を踏まえ、当院では複数の研修プログラムを用意し、たとえば一定期間の地域医療実習を組み込むなど、研修医一人ひとりの希望や状況に応じた進路設計ができる体制を整えています。専門性を高め視野を広げていただけるよう、多彩な研修医向けセミナーもご用意しています。
そして、こうした取り組みは、研修医の皆さんのためだけにあるのではありません。地域に根ざした医療人を育てることは、この地域で暮らす一人ひとりの暮らしを支えることにもつながると、私たちは考えています。
医療人としても、一人の人間としても成長できる場でありたい。そう願いながら、私たちは皆さんをお迎えする準備をしています。ぜひ、札幌医科大学で一緒に学びましょう。
センター長 杉村 政樹


