札幌医科大学附属病院 臨床研修・医師キャリア支援センター

診療手技等のeラーニングコンテンツ

初期臨床研修

先輩からのメッセージ

研修医インタビュー

大山 和紗 研修医(研修医2年次、出身校:札幌医科大学)

齋藤 晋平 研修医(研修医2年次、出身校:札幌医科大学)

増田 寛也 研修医(研修医1年次、出身校:自治医科大学)

先輩からのメッセージ

米澤 映里(令和3年度修了 徳島大学卒)

 私は、札幌医大のAコースで研修を行いました。1年目に札幌医大、2年目に市中病院で研修を行うコースであり、2年目はNTT病院で小児科研修を行いたかったため、NTT病院を選択しました。

 Aコースの利点として挙げられるのは、自由選択の期間が多い2年目に希望した市中病院での研修が可能であることです。多くの研修病院では、1年目に必修科を選択しなければいけないという規定があります。そのため、1年目は自由選択の期間がほぼないことが多く、Bコースでは市中病院で希望科を長期間まわるということが難しいかと思います。その点で、Aコースは私のような「この市中病院でこの科の研修を長めに行いたい」という希望を叶えることができ、同じような希望のある方にはお勧めです。

 上記のように述べましたが、他のコースにもそれぞれ利点があると思うので、自分の希望に合わせて選択し、ぜひ札幌医大で楽しい研修を行ってください!

惠良田 健人(令和3年度修了 札幌医科大学卒)

 私は1年目に市中病院でcommon disease,地域に根ざした医療について学び,2年目の大学病院では一つ一つの症例について深く掘り下げるアセスメントを学びました.医師として働く上では,いわゆる“症例のシャワー”のごとくたくさんの経験をこなすこと,目の前の症例を隅から隅まで目を凝らして診療することのどちらも必要だと思います.初期臨床研修医という,医師として伸び代しかない時期にどちらの経験もできるという意味で,大学病院と市中病院で研修できたのは自分にとって大きなプラスであったと思います.

 ある時,市中病院で慣れてきた内服薬の処方に対して,大学病院でその必要性,根拠を問われました.明確な根拠がないことに自分でも気がつき,自分の診療の危うさを実感することとなりました.大きな学びであったと思います.ぜひ,市中病院,大学病院で幅広く経験を積み,間口の広い医師になるために共に頑張りましょう.

遠藤 綾(令和3年度修了 札幌医科大学卒)

 私は初期臨床研修を大学のBプログラムで行うことを決め、もうすぐその研修も終えようとしています。1年目は市中病院で必修科を中心に研修し、2年目は大学で志望科を中心に研修をしました。大学病院の研修は自身のニーズに合わせて自由にローテーションが組めるところが強みだと思います。2年前の自分は右も左も分からない状態でしたが、現在は仕事をしながら専門知識も少しずつ身につけ、3年目への準備をしている最中です。大変なことはありますが、担当患者さんを受け持ち、病棟での対応なども行い、責任を感じながらも充実した日々を過ごしています。指導の先生方のしっかりとしたバックアップもあり、いつでも相談できる環境が整っています。ぜひ1度札幌医科大学での研修を考えてみてください。

小野寺 優奈(令和3年度修了 札幌医科大学卒)

 研修医生活の中で、わたしが最も頭を悩ませ時間を費やしたのは入局先についてでした。学生時代には全く興味のなかった科も、実際に自分がローテートして患者さんを診察するようになると、とても理解が深まって一気に楽しくなるということが多かったので、1年目が終わるときにはもともと興味のあった科も含めて3つほど候補にあがりました。そのため2年目のローテートは主に進路選択に費やしました。今後も医者人生は長く続くであろうと考えると、興味のある分野でなければならないのは絶対ですが、指導体制がどうなっているのか、数年後の自分はどのように働いているのかなど、実際に働いてみてから気になることが多かったので、そういうことも加味して入局先を決定しました。市中病院と大学病院の両方で色々な先生方の働き方を見て実際に想像しやすくてとても参考になったので、進路に悩んでいる方はそういうことも参考にしてみたらよいと思います。有意義な研修生活を送ってください。

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