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大森銀治先生の論文が Clinical Case Reports誌に掲載されました

大森銀治先生の論文が Clinical Case Reports誌に掲載されました

この度、当科大森銀治先生が大学で経験した症例について執筆し、英文誌(Clinical Case Reports)に掲載されましたので報告いたします。

題名:Programmed cell death ligand 1 expression in a case of poorly differentiated lymphocyte-rich hepatocellular carcinoma

大森銀治先生からの論文の説明と喜びの声です。
「切除不能肝細胞癌に対して, 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)である atezolizumabが, VEGF阻害薬 bevacizumab との併用で適応となりました. IM brave 150試験では良好な成績が報告されていますが, 今後はバイオマーカーにも注目する必要があると考えています. 本論文は, リンパ球浸潤の高度なHCC (lymphocyte rich HCC)の1例です. 腫瘍細胞および免疫細胞のPD-L1 について検討された報告は数少なく, ICIが奏効する可能性を示す貴重な症例報告となりました.
御指導いただいた大須賀先生, 宮西先生, 加藤教授 誠にありがとうございました. また, 病理学的な検討に協力いただいた第一病理 菊池泰弘先生, 鳥越教授に深く感謝申し上げます. 」

大森先生、本当におめでとうございました!

Programmed cell death ligand 1 expression in a case of poorly differentiated lymphocyte-rich hepatocellular carcinoma (オープンアクセスなのでダウンロード可能です)外部サイト