臨床研修・臨床実習

Clinical Practice

03ロールモデル

ロールモデル

近年教室に入られた若手医師がどのようにキャリアを形成していったか、
実際のケースでご紹介いただいます。

医師Aさん
「研究に興味があり早めに米国留学がしたい!」
Aさんは初期研修の2年間を大学プログラムで終えた後、製鉄記念室蘭病院、伊達赤十字病院といった症例数が豊富な研修施設で充実した研修を行い、その後は大学院での研究と市内での診療を継続していました。
学位取得後は、関連の地方病院に1年勤務しながら留学の準備を進めて、米国に3年間留学しました。
帰国後は、市外関連病院を経て大学勤務となり、米国留学中のがん研究を継続しています。

医師Bさん
「消化器がんを極めるために国内留学」
Bさんは消化器がんの臨床を極めることを希望され、初期研修の2年間後は王子総合病院、大学、留萌市立病院で臨床を学び、大学院入学後、研究と大学附属病院での専門性の高い消化器がん診療の臨床に従事。
その後、本人の希望で、内視鏡診療の盛んな静岡がんセンターに国内留学しております。

医師Cさん
「出産後は検査業務に従事」
Cさんは初期研修の2年後に大学、留萌市立病院、製鉄記念室蘭病院、伊達赤十字病院をローテートし、消化器および消化器内視鏡のサブスペシャルティ専門医を取得しました。
その後、結婚、出産という人生のイベントが発生しましたが、取得した専門医資格を活かして、
関連病院での内視鏡検査や消化器の外来の非常勤業務を継続しています。

上記は一例ですが、各医師の理想の将来像やさまざまな人生のライフイベントを尊重し、
本人と教室の話し合い、相談の中でキャリアを形成していくことが可能となっています。
当科を考えている方で、将来の希望や不安がある方がいれば、ぜひご相談ください。

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