教室紹介

Introduction

教室紹介

スタッフの写真

 

 

沿革

 当教室は中川諭教授を初代所長とした札幌医大癌研究所内科学部門から発足しました。

昭和39年に「癌研内科」として独立した診療科となり、翌年、漆崎一朗先生(故人)が第二代教授に就任されました。この頃、北海道での消化管内視鏡検査の先達として井林淳先生(故人)や後町洋一先生らが、また腹部超音波診断の本邦での草分け的存在である福田守道先生が活躍されました。

昭和63年8月より新津洋司郎先生が第三代教授に就任し、平成20年9月より加藤淳二教授が第四代教授に就任しました。令和2年4月より小船雅義教授が血液内科教授に就任しました。

また、昭和55年4月、診療科名は 第四内科に変わり、昭和56年4月からは札幌医大内科学第四講座、平成25年からは、腫瘍・血液内科学講座、平成28年度からは腫瘍内科学講座・血液内科学となっています。

教室からは、札幌医大機器診断部教授を定年退職された福田守道名誉教授、名取博名誉教授、北海道教育大学札幌分校家政科 山田正二教授、旭川医大内科学第三講座を定年退職され、 国際医療福祉大学の教授となられた高後裕教授、札幌医大臨床検査医学講座を定年退職された渡邉直樹名誉教授、札幌医大第一病理学講座を定年退職された佐藤昇志名誉教授、徳島大学 臓器病態治療医学分野(消化器内科学分野)高山哲治教授を輩出しています。

また、中国から当科へ留学していた呂躍先生は、帰国後、中山医科大学癌センター血液病学講座の教授に就任しました。

さらに東京の国立がんセンター中央病院消化器内視鏡部では、近藤仁(現斗南病院副院長)、小野裕之(現静岡がんセンター副院長兼内視鏡部部長)、小田一郎(現国立がんセンター中央病院 先端医療開発センター 内視鏡機器開発分野長、内視鏡病棟医長)らが勤務し、早期胃癌に対するITナイフを用いたEndoscopic submucosal dissection(ESD)療法などを開発しています。

現在約282名の同門会員が、様々な分野で医学に貢献しております。