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大森銀治先生の論文が英文誌に掲載されました。

大森銀治先生の論文がClinical Case Reportsに掲載されました。

今回初論文がClinical Case Reportsに掲載されました。免疫チェックポイント阻害薬(ICI)であるNivolumabとIpilimumab併用療法中の重症irAE肝障害に対する免疫抑制剤「mycophenolate mofetil(MMF)」の奏効例です。近年様々な癌腫でICIが使用されるようになっています。ICI2剤併用療法なども登場し、その効果には驚くことも多いです。ただ、使用例が増えれば増えるほど、副作用である免疫関連有害事象(irAE)への対応が重要となります。特に我々腫瘍内科医は他科の先生方からの相談も多数受けますので、今回のMMF使用経験・論文作成の経験が臨床医としての重要な引き出しになりました。1本のCase reportの作成には労力と時間がかかりますが、それ以上に得るものが大きかったです。指導いただいた高田弘一先生、本当にありがとうございました。

大森銀治