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腫瘍内科 大須賀崇裕先生の論文がInternal Medicine誌に掲載されました。

腫瘍内科 大須賀崇裕先生の論文がInternal Medicine誌に掲載されました。

本論文は、肝細胞がんの薬物療法における希少なpseudoprogressionが生じた後に著効した症例について提示したものです。病理部の菅原先生のご協力、ご指導もいただき、PD-L1を発現した腫瘍関連マクロファージが腫瘍周囲に存在していることが明らかとなり、治療効果に影響を与えた可能性について示唆する内容となっております。この知見はこれまで肝細胞がんでは報告されておらず、今後の薬物療法の効果予測の参考になる可能性を示しております。
症例報告のご許可をいただいた患者様、また、論文作成にあたり、ご指導ご協力をいただきました共著者の皆様に感謝申し上げます。
特に髙田教授には、論文の作成、指導に的確な助言を賜り、Internal Medicine誌に掲載できましたこと、深く御礼申し上げます。

札幌医科大学医学部 腫瘍内科学講座 助教
大須賀 崇裕