腫瘍内科 村松丈児先生の論文がCancer Reports誌に掲載されました。
腫瘍内科 村松丈児先生の論文がCancer Reports誌に掲載されました。
この論文は、Gap Junction beta-4: GJB4という複数のがん種で予後不良とされる遺伝子に着目し、膵癌におけるGJB4の病態修飾機序を解析した初めての論文です。GJB4は膵癌においても予後不良因子であり、細胞増殖・浸潤を惹起することを見出しました。さらなる機序解析では、GJB4は MET-AKT signaling pathway を亢進させていることが明らかになりました。これらの結果は、GJB4が膵癌の新規治療標的となり得る可能性を示しています。御指導頂きました髙田先生、並びに共著の先生方に多大なご指導を頂き、論文として発表することができました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。
腫瘍内科 村松丈児
腫瘍内科 村松丈児