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腫瘍内科(がん研有明病院)・在原洋平先生の論文がCancer Reports誌に掲載されました。

腫瘍内科(がん研有明病院)・在原洋平先生の論文がCancer Reports誌に掲載されました。

SMARCA4欠損未分化腫瘍は非常に予後不良な疾患で、治療法も確立しておりません。本論文では、SMARCA4欠損腫瘍に対する免疫療法の有用性を報告いたしました。ケースレポートですが、共著者の皆様のご指導のもと手術、抗がん剤治療、病理検討、ゲノム解析、リンパ球サブセット解析と充実した内容に仕上げることができました。本報告が少しでも希少がん診療の未来につながることを期待しております。
がん研有明病院 先端医療開発科・副医長
札幌医科大学 腫瘍内科・訪問研究員
在原 洋平

Arihara Y, Omori G, Kobayashi K. Sugita S, Murase K, Kubo T, Idogawa M, Hasegawa T, Takada K. Marked Response to Nivolumab by a Patient With SMARCA4-Deficient Undifferentiated Urothelial Carcinoma Showing High PD-L1 Expression: A Case Report. Cancer Rep. 2024 Jun;7(6):e2127. doi: 10.1002/cnr2.2127.外部サイト