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腫瘍内科 濱口孝太先生の論文が Cancers誌に掲載されました


腫瘍内科 濱口孝太先生の論文がCancers誌に掲載されました。

腫瘍内科 濱口孝太先生の論文がCancers誌に掲載されました。

この論文は免疫チェックポイント阻害剤の肝細胞癌への有効性に影響を与える因子として近年注目されているWnt/β-Catenin シグナル経路の活性化と、肝内鉄過剰ならびに酸化ストレスとの関連を検討した論文です。

非アルコール性脂肪性肝疾患を背景に生じた肝細胞癌の中に、肝組織鉄沈着による酸化ストレスの増加がDNAの点突然変異を惹起することでWnt/β-Catenin シグナル経路の活性化をきたし発癌した症例が存在することや血清フェリチン値がWnt/β-Catenin シグナル経路の活性化の予測因子となる可能性があることが示唆されました。

濱口先生から喜びの声です。

「御指導頂きました加藤教授、宮西先生、大須賀先生、共著者の先生方を始め、多くの方々にご協力いただき、論文として発表することができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。」

濱口先生、おめでとうございます。
濱口先生
論文がCancers誌に掲載された濱口孝太先生

Hamaguchi K., Miyanishi K., et al. Association between Hepatic Oxidative Stress Related Factors and Activation of Wnt/β-Catenin Signaling in NAFLD-Induced Hepatocellular Carcinoma外部サイト