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腫瘍内科 伊藤亮 先生が学位(医学博士)を取得しました

腫瘍内科 伊藤亮 先生が学位(医学博士)を取得しました

伊藤亮先生の論文が Hepatology International誌に掲載されました。学位審査の結果、本研究が優秀と認められ、医学博士を認定されました。

伊藤先生からの喜びの声です。
「この論文は肝細胞癌に対する、既存治療のLenvatinibとヒストン脱アセチル化酵素 (HDAC) class IIa阻害薬を併用した際の、抗腫瘍効果・安全性・作用機序を検討した初めての論文です。同併用療法はFGFR4陽性肝細胞癌に対して、FGFR4の発現を低下させ,かつFGFRシグナルを遮断することで相乗的な高い抗腫瘍効果を示しました。またin vivoでの血液学的な安全性が示されたことから、従来の治療法に続く肝細胞癌の新規治療法になりえると考えられます。御指導頂きました加藤教授、宮西先生、久保先生、共著者の先生方のご協力をいただき、論文として発表することができましたのと、学位 (医学博士) を取得することもできました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。」

伊藤先生、本当におめでとうございます。
伊藤先生
医学博士を取得した腫瘍内科 伊藤亮先生

Synergistic antitumor effect of histone deacetylase class IIa inhibitor with lenvatinib in hepatocellular carcinoma外部サイト