診療内容のご紹介

精密聴力検査

正確な診断には正確な聴覚評価が重要です。専属の言語聴覚士が精密聴覚検査を実施し、診断・治療に繋げます。
また、難聴の程度に応じた聴覚機器(補聴器、人工内耳など)の器種選択や相談も行っています。

小児の難聴

遺伝性難聴をはじめ、小児難聴はさまざまな原因や背景があり、難聴児それぞれによって診療、療育方針は異なります。特に乳幼児期は言語を習得する時期であるため、早期発見と早期介入は重要です。小児難聴を専門とするスタッフが、ひとりひとりに合わせた診療と的確な治療を行っています。

また遺伝性難聴は、さまざまな遺伝性疾患のなかでもっとも頻度が高い疾患で、およそ1000人に1人と言われています。現在、多数の原因遺伝子が発見され、難聴遺伝子診断も日常診療で行われるようになっています。遺伝性難聴の患者さんやそのご家族を対象に、遺伝カウンセリングを通してわかりやすく医療情報を提供し、心理社会的サポートを行っています。

成人の難聴

耳鳴でお悩みの方に対してはカウンセリング、薬物療法、生活指導のほかクリニックと連携して補聴器装用療法(宇都宮方式)なども取り入れています。
聴覚情報処理障害については学習障害を伴うような小児の方を中心に診察しています。
発達障害の合併が多く、精神発達面での対応も必要なため、現状の把握とそれに基づいた対策を外来で一緒に考えるような診療を行っています。

※聴覚情報処理障害の症状改善を目的とする訓練等は行っておりません。

言語訓練

聴覚専門の言語聴覚士が、補聴器装用者・人工内耳装用者の(リ)ハビリテーション、難聴児の言語訓練を行っています。
人工内耳の調整(マッピング)は、患者さんそれぞれの聴取能や背景を考慮し、最適なマッピングを心がけています。

耳の手術

札幌医科大学耳鼻咽喉科では人工内耳治療を1987年から開始し、北日本最多の症例数の経験があります。人工内耳手術は1~2時間の手術で、概ね手術の翌々日には退院可能となっております。
また、鼓室・鼓膜形成術はもとより、アブミ骨手術や内視鏡下手術などの高度な耳科手術を多数行っております。内視鏡手術であれば、手術の翌日には退院できます。

遠隔診療

人工内耳の遠隔マッピングや、一部の言語訓練の遠隔訓練を実施しております。
札幌から離れた地域にお住まいの方の負担を減らすべく、最先端の医療を提供してまいります。