最新ロボットシステムによる北日本初の甲状腺がん手術を実施

ロボット支援下甲状腺手術は、頸部に一切傷をつけずに精度の高い手術が可能となります。現時点で国内における甲状腺に対するロボット支援手術は未承認であり、高難度新規医療技術として実施しました。
当科では、引き続き道民の皆様に最新かつ最善の医療を提供してまいります。
最新の手術支援ロボットのダヴィンチSP

従来型のダビンチXiは、アームが4本であるのに対し、ダビンチSPシステムはシングルポートシステムで、1本のカニューラと呼ばれる筒からカメラと3本の鉗子などの機器を体腔内に挿入して手術を行うことができます。最小で1つの切開創で手術を行うことも可能となり、創部の痛みなど患者さんの負担を軽減することが期待されます。