研究・業績

講座の研究

准教授 永石 歓和「慢性難治性炎症性疾患に対する間葉系幹細胞療法」

糖尿病合併症や自己免疫疾患、炎症性腸疾患等の慢性難治性炎症性疾患に共通する病態として、内在性の骨髄細胞異常や免疫担当細胞の持続活性化、微小血管損傷や組織の修復遅延等が考えられる。間葉系幹細胞は、自己修復・自己治癒力に寄与する細胞として注目されるが、持続する慢性炎症の病態下では細胞が異常化し、機能を十分に発揮しなくなることがわかってきた。間葉系幹細胞とこれらの病態との関係、さらには細胞製剤として体外で培養・増幅した間葉系幹細胞による免疫制御・臓器修復作用に着目した新たな治療法の開発に向けた、基礎的研究を進めている。

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講師 中野 正子「認知症の予防および治療法の追求」

当講座では、糖尿病性認知症モデル動物およびアルツハイマー型認知症モデル動物を用い、刺激豊かな環境 (EE; enriched environment) で飼育することで、EEの認知症予防効果や病態解明を行なっている。治療法開発に関しては、上記モデル動物へ自己骨髄間葉系幹細胞を投与し、その有効性の検討やメカニズムの検索を行なっている。

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講師 齋藤悠城 「細胞老化システムから明らかにする組織の再生と変性メカニズム」

私たちの体を構成する細胞は、ダメージを受けると自身の増殖を止め、新たな細胞へと置き換わる、 “細胞老化”という生体防御のしくみを備えています。しかし、我々を守るはずの細胞老化システムが破綻すると慢性炎症や線維化を進展するとされ、細胞老化の謎の解明が、慢性炎症制御の鍵として注目されています。 

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