脊椎グループ |
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当教室の脊椎外科では、術後の早期回復を狙って顕微鏡や内視鏡を用いた新しい低侵襲手術を積極的に導入しておりますが、これらの術式における術後疼痛の程度や社会復帰の時期、長期臨床成績、等についての臨床研究を行っております。
また関連施設との共同研究では若年者のスポーツ活動に伴う腰痛において、腰椎分離症の発生頻度がどの程度であるかについての疫学的調査を行っており、また放射線部との共同研究では、MRI拡散強調像による腰椎神経根像の検討を行うことで、画像所見から責任高位の特定が可能であるか等についての研究を行っています。 |
手の外科・肘関節 |
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1)上腕骨外上顆炎の病態解明 上腕骨外上顆炎は別名テニス肘ともよばれ、肘外側部痛をおこす頻度の高い疾患である。同部位に付着している短橈側手根伸筋起始部における過負荷、微小断裂にともなう病的変化が原因と考えられてきた。しかし、滑膜ひだ病変や輪状靭帯の狭窄など肘関節内病変の関与も指摘されており、原因病態についてはいまだに定説が確立されていない。当科ではこれらの病態を解明するため、肘関節の解剖学的、組織学的研究をおこなっている。またこれらの研究成果にもとずいた肘関節鏡視下手術を行い良好な術後成績をあげている。
2)肘部幹症候群の病態解明
肘部管症候群の病態として肘部管内における尺骨神経の過度の圧迫や伸展が原因であると考えられてきた。当科では肘部管症候群患者における肘部管内の内圧値に関する研究をおこない、肘部管圧力値が肘屈曲時に有意に上昇することを証明した。特に変形性肘関節症にともなう肘部管症候群においてその傾向が顕著であり、そのため尺骨神経の著明な圧迫がおきると考えられた。
3)拘扼性末梢神経障害における拡散強調MRIを用いた病態診断の試み 拡散強調MRI検査は脳外科領域で脳血管障害の早期発見に有用な検査法として、すでに臨床応用されている。当科では放射線科と共同で、手根管症候群や肘部管症候群における正中神経、尺骨神経を拡散強調MRIを用いて撮影し、末梢神経障害の早期発見に有用な検査法となる可能性について研究を続けている。 |
肩関節外科 |
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当教室の肩関節外科チームは北海道ではもちろん、全国的に見てもいち早く関節鏡という低侵襲手術を取り入れ、これまでに全国でも有数の手術症例数を誇っています。腱板断裂、反復性前方脱臼、不安定症、関節唇損傷、石灰性腱炎、投球障害、上腕二頭筋長頭腱脱臼、絞扼性神経障害など、そのほとんどが関節鏡手術の適応となっています。豊富な症例数をもとにこれらの疾患の長期臨床成績や術式別の検討、また目まぐるしく進化する医療機器を利用した新しい術式の開発などの研究を行っています。さらには腱板断裂の修復後の経時的変化、腱板断裂の形態やそれに伴う骨の形態変化、反復性前方脱臼術後の再発に関与する因子の研究などといったその疾患や術式における病態を解明することを目的とした臨床研究も行っています。 |
膝関節外科・足の外科 |
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手術治療と保存治療の成績向上のため、様々な臨床研究を行っている。膝関節については、人工関節のより正確な設置を目指した研究やこの手術の問題点の一つである出血量を減少させる試み、前十字靱帯再建術における移植腱固着の研究、早期荷重を目指した高位脛骨骨切り術の研究。また変形性膝関節症による膝痛に対する体操療法の効果を保健医療学部と共同研究している。足・足関節領域ではより侵襲の少ない手術の工夫、多数の手術実績のある外反母趾の研究を行っている。これらの研究は解剖学教室などの基礎医学講座と連携して行えるシステムを有している。 |
股関節外科 |
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人工股関節再置換術は多くの施設で行われる、一般的な治療方法になってきました。私どもは患者様の立場に立って、更なる治療成績の向上のための取り組みを行っております。 当教室では、手術後早期の社会復帰のために、できるだけ股関節周囲の筋肉を切離しないで人工股関節を挿入する前側方アプローチ低侵襲手術を行っています。この手術方法の利点は筋肉を切離しませんので、手術後の疼痛が軽減できることであります。また、状況によっては翌日から歩行訓練を開始することも可能です。この手術方法の利点を、1)疼痛の程度、2)活動レベル、3)長期成績にターゲットを絞り研究を進めております。
また、私どもは、人工股関節のゆるみを可及的にさけ、再手術を避けるために、人工関節挿入時に出来るだけ骨の欠損を少なくするようなステム(骨温存型ステム)を使用していますが、この機種の治療成績を検討することも行っております。 |
骨軟部腫瘍 |
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骨軟部腫瘍の治療成績をさらに改善するために、以下の臨床研究を行っております。
1)高悪性度骨軟部腫瘍に対する標準的治療法の確立に関する研究
特に、軟部肉腫症例の予後改善を目的として、Japan Clinical Oncology Group 高悪性度非円形細胞肉腫に対するIfosfamide, Adriamycinによる術前術後化学療法の第U相臨床試験に参加しております。
2)滑膜肉腫症例に対するペプチド療法。
高悪性度軟部肉腫の一つである、滑膜肉腫症例に対してペプチド免疫療法の臨床試験を行っております。現在、この治療法を行っているのは国内では当教室のみであり、日本全国より、患者様の紹介を頂いております。
3)脂肪肉腫症例に対する縮小手術の安全性に関する研究 高分化型脂肪肉腫は、組織学的には良性と悪性の中間に位置付けられる腫瘍です。治療は腫瘍の広汎切除が一般的ですが、最近ではその切除縁を縮小しても再発率は低いのではないかと考えられるようになっております。私どもの教室では、病理組織学的に高分化型脂肪肉腫と診断された症例に対する、辺縁切除の安全性に関して検討を行っております。
4)骨巨細胞腫に対する動脈塞栓療法 骨巨細胞腫は四肢骨あるいは体幹部骨に発生する腫瘍で、腫瘍の掻爬により比較的良好な治療成績が得られる腫瘍です。しかしながら、特に体幹部(脊椎や骨盤など)に発生した症例では、術中の出血や細菌感染などの重篤な合併症がしばしば発生することが知られています。そこで、私どもの教室では、体幹部骨巨細胞腫症例に対して、放射線科医師と連携して、動脈塞栓療法を行っております。この方法は、手術の際にしばしば生じる合併症の頻度は低く、除痛効果に優れていると報告されている治療方法で、今後症例を重ねてまいりたいと考えております。 |
スポーツ整形外科 |
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只今準備中です。 |