膝、足診療

スポーツ/関節鏡外科、膝関節鏡、足関節鏡治療

スポーツによる、オーバーユースや外傷に対する治療を積極的に行っています。

スポーツ整形外科診療

トップアスリートに対して関係する診療科・部の連携により、スポーツ選手に対し、より多角的で、きめの細かい医学サポートを提供しています。

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前十字靭帯再建術

内側ハムストリング腱と呼ばれる膝後内側の腱を束ねたものか、または膝前方の膝蓋腱とよばれる腱の一部を用います。前十字靭帯損傷のほぼ半数に認められる半月板損傷に対して可能な限り温存修復術を同時に行います。再建術後の再断裂、他院での再建術後に症状が強い(膝崩れ、不安感、疼痛、関節に水がたまる)症例の治療件数が多いのも特徴です。

半月板損傷

関節鏡を用いて、損傷した半月板を縫合します。従来縫合不可能とされてきた損傷型に対しても特殊な技術を用いて半月板の温存、修復を行っております。治療後の評価として荷重をかけながら姿勢をかえて撮影しコンピューターグラフィックによる3D表示を行う評価を世界に先駆けて行っております。

膝蓋骨脱臼

損傷型、患者さんの内因性危険因子(体型や骨の型)に応じて靭帯再建術や解離術、骨きり術を組み合わせて治療しています。最近10年間で進歩してきた分野です。良好な成績をおさめています。

高位脛骨骨切り術

変形性関節症、骨壊死等の疾患に対して関節を温存する手術です。近年早期社期復帰が可能な手技が発達しました。当科では関節鏡治療(半月板縫合術、軟骨再生治療)と同時に施行しています。

自家培養軟骨を用いた膝軟骨修復術を開始しています。
膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)を対象としています。

人工膝関節置換術

変形性膝関節症、関節リウマチ等の疾患に対して膝の痛みをとることと変形(O脚)を治すことを目的とします。当科では正確な人工関節設置のために患者さんのMRIから膝関節三次元モデル作製やナビゲーションなど新技術を用いた治療法を積極的に取り入れています。

足関節外側靭帯損傷、足関節捻挫後後遺症

足関節捻挫に伴う外側靭帯損傷の多くは保存治療で改善しますが、陳旧性となり慢性足関節不安定症になることがあります。損傷した靭帯の変性が強くなければBroström変法にて再建します。靭帯の変性が強い場合は薄筋腱を用いた解剖学的靭帯再建術を行っております。また、足関節内病変を合併することが多いため、関節鏡による関節内評価と追加治療を必ず行います。頻度の高い距骨骨軟骨損傷に対しては、ドリリングや骨釘を用いた骨軟骨片固定術を行い、社会復帰、スポーツ復帰を遂げることが可能となっています。

変形性足関節症

足関節の変形を伴い、荷重部の軟骨が残存している場合は低位脛骨骨切り術を行っております。軟骨が消失している末期の場合は関節固定術を行っております。関節固定術は術後のリハビリを早期から行い、骨癒合率が高く疼痛の少ない関節鏡視下手術を原則としています。

外反母趾

強い変形と痛みがある場合、手術の適応となります。第一中足骨遠位矯正骨切り術にて変形の矯正を行います。合併する前足部変形も同時に手術を行うことがあります。術後は装具歩行が一定期間必要となりますが、骨癒合後は痛みが改善し靴のトラブルが少なくなります。