理事長室だより第27号 平成26年3月26日

 理事長室だより第27号をお届けします。
雪はまだまだ残っていますが、3月下旬に入ってからやっと気温も高くなってきました。雪解けも順調に進んでいきそうな気配です。
本学においても、合格発表や卒業式などの行事が行われ、春という出会いと別れに象徴されるような季節を一足先に感じているのではないでしょうか。
それでは、最近の本学の動きをお知らせします。

●平成26年度一般入学試験(前期日程)の合格発表が行われました

 3月7日、平成26年度札幌医科大学医学部及び保健医療学部の一般入学試験(前期日程)の合格発表が行われました。
医学部においては北海道医療枠55名、一般枠20名、保健医療学部においては看護学科42名、理学療法学科17名、作業療法学科16名の合計150名が晴れて合格となりました。
本学玄関前では、午前10時の合格発表とともに大きな歓声が沸き起こり、合格した受験生が、在学生の先輩たちに早速歓迎を受けている姿も見られました。
見事「合格」の2文字を手にした受験生たちには、そのエネルギーを活かし、引き続き本学での勉学、学生生活に一生懸命励んでほしいと願っています。
今年度の入試業務に関わっていただいた多くの教職員の皆様、本当にありがとうございました。

●平成25年度卒業式・修了式が行われました

 3月20日、札幌プリンスホテル国際館パミールにて、平成25年度札幌医科大学卒業式・修了式が行われました。
式では、父母、在学生などが見守る中、学部卒業生、大学院修了生、専攻科修了生に卒業証書・学位記が授与され、高橋はるみ北海道知事などの来賓の方からご祝辞をいただきました。
今年度本学が送り出す卒業生は、医学部61期生103名、保健医療学部18期生看護学科47名、理学療法学科20名、作業療法学科22名の計192名です。また、大学院医学研究科の修士課程修了者は5名、博士課程修了者は38名、大学院保健医療学研究科の博士課程前期修了者は14名、後期修了者は8名、助産学専攻科修了者は20名となっています。
この母校、札幌医科大学で学んだことに誇りを持ち、北海道はもとより、広く世界の医学、医療、保健そして福祉の向上のために、大いに活躍してくれるものと信じています。皆様の輝かしい前途を祝し、今後のさらなる飛躍を祈っています。

●ラジオ番組「医の力 ~札幌医科大学 最前線~」が4月からも継続して放送されることになりました

 毎週土曜日午前11時30分からAir-G’(エフエム北海道)で放送中の「医の力~札幌医科大学 最前線~」が、好評につき4月からも継続して放送されることになりました。
医の力は、Air-G’の番組の中でも平均視聴率を上回り、高聴取率を獲得しています。
平成23年10月の放送開始からおよそ2年半を経過しましたが、医の力を毎週楽しみに聴いていただいている方もますます多くなり、地域の皆様の健康を守ることのお役に立てるのはもちろん、本学の教育と研究成果などを知っていただく良い機会にもなっています。
出演いただいている本学の先生方と番組スポンサーである北洋銀行様に心から感謝申し上げるとともに、来年度も引き続いてご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

●最後に

 2月28日、本学講堂にて、3月末で退職される物理学の松嶋教授、理学療法学第二講座の内山教授、神経精神医学講座の齋藤教授、臨床検査医学講座の渡邉教授の最終講義、送別式が行われました。先生方の長年にわたる教育・研究の功績に敬意を表すとともに、本学の教育にご尽力いただきましたことに心から感謝申し上げます。

年度末ということで、入学式などの行事の準備や教職員の異動などもあり、いろいろと慌ただしい時期にはなりますが、本学全体が気持ちよく新年度を迎えることができるよう、皆様の特段のご協力をよろしくお願いします。

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