北海道消防学校訓練生に周産期演習を行いました【10月8日実施】

画像スライド集

看護学科助産・母性看護学領域 正岡経子 教授による挨拶
看護学科助産・母性看護学領域 正岡経子 教授による挨拶
看護学科 荻田珠江 講師による講義
看護学科 荻田珠江 講師による講義
演習の様子
演習の様子
演習の様子
演習の様子
 令和2年10月8日(木)、本学において北海道消防学校救急科訓練生に対する病院前分娩症例の講義を実施しました。講師、参加者はマスクを着用し、間隔を広くとって着席するなど、感染拡大の防止策を十分に講じた上で開催しております。
 本演習は、消防隊員の皆様が救急隊員として救急車に乗務するために必要な救急業務を習得することを目的として開催されました。救急隊員を養成する消防学校での周産期に係る講義・演習は、全国的に珍しく2018年7月に初めて実施した以降、年間2回ずつ開催してきました。今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、実技訓練は行わず、講義と動画視聴により学ぶ形式にしました。看護学科助産・母性看護学領域 正岡経子 教授、荻田珠江 講師、白井紀子 助教の3名が担当いたしました。

 当日は、北海道内各地から専科教育救急科に入校した45名の消防隊員の皆様が参加されました。分娩や新生児に関する基本的知識と自宅分娩・救急車内での具体的な介助に関する講義受講後に、自宅出産の場面をリアルに再現した動画を視聴していただきました。動画の内容は、救急要請があり現場に到着したところ分娩が切迫している状況で、かかりつけ病院との電話連絡を行いながら自宅で出産介助するというものでした。

参加者からは「臍の緒が首に巻いていた場合は、どのように対処するとよいのか」、「救急車を止めて車内で分娩をするか、病院まで搬送するかの判断はどのようにしたらよいのか」などの具体的な質問が多数寄せられました。また、「消防隊員として分娩症例を経験したことがあるので、思い出しながら講義を聞きました」と話し、熱心に受講されていました。
 

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情報発信元
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