教室紹介

 当講座は第一内科学講座として昭和29年に開設され,初代 : 和田武雄教授,二代目 : 谷内昭教授,三代目 : 今井浩三教授,四代目 : 篠村恭久教授のご尽力によって発展し,平成28年2月に五代目教授として仲瀬裕志先生が就任されました.第一内科学講座は講座内に消化管,肝胆膵,膠原病,血液の4つの診療チームを有しておりましたが,臓器別再編により膠原病は免疫・リウマチ内科学,血液は血液内科学として新たな体制を築くこととなり,当講座は消化器内科学講座として平成28年4月から新たなスタートをきりました.消化器内科学講座では消化管 (食道,胃,小腸,大腸) および肝臓,胆道・膵臓に関わるすべての良性・悪性疾患を対象として診療・研究を行ってまいります.

 わたしたちは第一内科学講座からの伝統を受け継ぎ,①教育 : primary care能力を有する内科医であり,かつ専門性の高い知識・技術を有した消化器内科医の育成,②臨床 : 地域医療から高度専門医療まで幅広く医療を提供し,北海道へ貢献する,③研究 : 基礎研究・臨床研究を通じた疾患の病態解明・新規治療開発,を講座の三大柱と考えています.新教授就任,診療科再編成また今後導入される新・専門医制度など,名実ともに大きな変化の中にありますが,これをさらなる飛躍の機会ととらえ,仲瀬教授のもと活気と魅力のあふれる講座を目指し,大学・関連病院が一丸となって研鑽を積んでまいります.

 最後となりますが,消化器内科学講座では北海道の地で消化器病学の発展に寄与したい,明日の医療のために貢献したいとの志しを持ち,一緒に診療・研究をしていく先生を募集しております.出身大学や経歴は関係なく,広く門戸を開放しております.また,医学生,初期研修医,後期研修医の先生方の見学も大歓迎です.興味がある方はぜひご連絡ください.

消化器内科学講座 教室長  小野寺 馨

消化器内科学講座 教室長 小野寺 馨

▲ ページ先頭へ

Copyright© 2008- 札幌医科大学医学部 消化器内科学講座 All rights reserved.