第2回 ESTRO school in JAPAN
染谷 正則
TKP品川カンファレンスセンター 2016.5.20
2年に1回、日本で開催されるESTRO schoolに運営側で参加してきました。
今回のテーマは「乳癌」で、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどから講師陣が来日されて3日間の熱いレクチャーが繰り広げられました。2年前の「Target Volume Delineation」の時と比べて疾患が絞られているため、放射線治療はもとより、疫学・画像診断・外科治療・薬物療法なども集中して「全て英語」で学べる内容となっており、参加した皆さんはかなり脳のトレーニングになったのではないでしょうか。講義の後のディスカッションも、多くの日本人参加者が英語で意見を述べていて、グローバルだなあと感じた次第です。
ヨーロッパの方がCTVをしっかり設定して放射線治療を行い、場合によっては放射線肺炎が起きるのではないかと心配しそうなまでに領域リンパ節をカバーしての術後照射を行っていました。IMRTや多門でのfield in field、呼吸同期など、日本ではそこまで手間を掛けられないだろうと思う治療法もいろいろ紹介されていました。
今回、私は裏方に回っての仕事が多かったのですが、講師陣の接待と称して東京湾のディナークルーズに同行できたのは楽しい思い出となりました。
2年後のテーマは「頭頸部癌」という事になるようですので、次回は普通の参加者として参加したいと思いました。
今回のテーマは「乳癌」で、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーなどから講師陣が来日されて3日間の熱いレクチャーが繰り広げられました。2年前の「Target Volume Delineation」の時と比べて疾患が絞られているため、放射線治療はもとより、疫学・画像診断・外科治療・薬物療法なども集中して「全て英語」で学べる内容となっており、参加した皆さんはかなり脳のトレーニングになったのではないでしょうか。講義の後のディスカッションも、多くの日本人参加者が英語で意見を述べていて、グローバルだなあと感じた次第です。
ヨーロッパの方がCTVをしっかり設定して放射線治療を行い、場合によっては放射線肺炎が起きるのではないかと心配しそうなまでに領域リンパ節をカバーしての術後照射を行っていました。IMRTや多門でのfield in field、呼吸同期など、日本ではそこまで手間を掛けられないだろうと思う治療法もいろいろ紹介されていました。
今回、私は裏方に回っての仕事が多かったのですが、講師陣の接待と称して東京湾のディナークルーズに同行できたのは楽しい思い出となりました。
2年後のテーマは「頭頸部癌」という事になるようですので、次回は普通の参加者として参加したいと思いました。