放射線治療科ウィンターセミナー2016

後町 俊夫
ヴィレッジプラス 2016.2.27

 
 
 
  今年度から当教室で新たに始まった、セミナーの第二弾で、夏に行った1回目のセミナーを踏まえて、内容も国家試験対策や実技ブースを更にグレードアップする形となりました。

 正直、2週間前までは参加者がいなかったらどうしよう・・・などといった心配もありましたが、終わり良ければ全て良し、といったところです。

 当日は5,6年生の学生さんの他、初期研修1年目の先生も含めて5名の参加者と共に開催できました。昼から夕方まで長時間の内容だったにも関わらず、参加して下さった皆さんの集中は途切れることなく、その熱心さに当てられたのか、あっという間に時間が過ぎ去ってしまった印象です。

今回私は「前立腺癌に対する密封小線源療法」のブ
ース担当を仰せつかりました。実際の治療計画装置を持ち込み、前立腺ファントム(のようなもの)を自作し、ローテーションしてくる参加者に順次説明する・・・とこの場で言うほど綺麗には収まってはおらず、まだまだ改善の余地があるなぁ、と反省点も多々あり、次回以降はどうしようかと今から悩まされます。

 今回のような機会を通して放射線治療、IVRについてもっと良く知ってもらい、国家試験・初期研修を迎える学生さん達の役に立って貰えれば幸いです。もちろん、将来の選択肢として放射線科を選択し、私達と一緒に働く仲間となって頂ける方も大歓迎です。

 今回のセミナーに参加出来なかった方も、次回以降の参加を心よりお待ちしていますので、お気軽にご連絡を下さい。
 
  
  


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