第43回日本IVR学会総会

奥田 洋輝
なら100年会館 2014.6.8

 
 
 先日は総会に参加させていただき誠にありがとうございました。今年のIVR学会総会は「継承と新たな挑戦」というテーマのもと奈良県で3日間開催されました。朝8時から18時くらいまでプログラムがあり多少体力が必要でしたが、消化器はもちろん救急・循環器など様々な範囲のセッションがあり、ライブ映像や技術教育セミナーも組み込まれていたので非常に興味深く聞くことができました。近年ではビーズといった塞栓物質の導入や新しいデバイスの開発が進んでおり、それに伴う新しい治療方法が考案されています。関連するセッションでは常に最新の情報を得たいという先生方で会場があふれ、立ち見しないといけないこともありました。


 今回参加することで、IVRはメジャー科に比べ歴史が浅いですが、先人の方々が試行錯誤しながらもエビデンスを積み重ね着々と前へ進んでいるということを実感しました。またメディカルセッションではIVR専門看護師(INE)の発表や意見交流が活発で、全国的に医師だけでなくメディカルスタッフにも知識・技術を兼ね備えた専門性が必要とされていることがわかりました。これからまだまだ伸びしろがある分野だと思います。


自分は来年までIVR研修はありませんが総会がモチベーション保持のいい刺激になりました。改めて参加させて頂きありがとうございました。
 
 私は2日目の生物部会において、「末梢血リンパ球を用いた、前立腺癌放射線治療後の直腸出血の予測について」というタイトルで研究発表をしてきました。2日目の最後の演題であった事もあり先に帰ってしまった参加者が居た事は少し残念でしたが、最後なので時間ギリギリまでたっぷり使って話したい内容をすべて話す事ができので、気分はすっきりしました。

 来年はICRRという4年に一度の国際学会に合わせてまた京都で併催されるため、来年も是非参加して研究報告を行い、海外の研究者にもアピールしたいと思っています。
 
 
  
 
 
 
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