第128回日本医学放射線学会北日本地方会

後町 俊夫
新潟コンベンションセンター 2013.6.13〜14

 
 
 6月14日、新潟の朱鷺メッセにて“第128回日本医学放射線学会 北日本地方会”が開催されました。また、前日13日には“第60回北日本放射線腫瘍学研究会”、翌日15日には“第54回北日本放射線診断カンファランス”も行われ、併せて参加させて頂きました。

 新潟は連日の最高気温が30度を超える日が続いており、札幌から新潟空港に到着した際の第一印象としては予想以上の暑さに驚いたものでした。しかし、どの会場もその様な夏の暑さに勝るとも劣らない熱気に満ち溢れていました。

 放射線科の医師としてはまだまだヒヨコの自分ではありますが、臨床の現場で遭遇する定型的な治療の定まっていない症例などに対し、他施設の先生方が御経験・御考察から導かれたprotcolなど、非常に勉強になりました。また、諸先生方の議論が白熱する場面も多々有り、この様な場面から新たな治療方針や患者さんにとってより良い治療法が生み出されているのだと感じました。

 また、今回の発表が私としては初めての経験でした。通常はデビュー演者は別枠の時間帯にて発表を行うとのことでしたが、運営上の都合によって(?)私の発表は通常枠に組み込まれていました。

御高名な先生方に混じった発表は緊張もあり、あっという間に終わった感じでしたが、質疑応答の場で座長の先生から頂いた「線量分布の不均質補正も検討に考慮するべきでは?」との御指摘は冷や汗ものでした。

 自分の発表後も放射線治療および放射線診断に携わる諸先生方の発表に勉強させて頂き、同世代の先生方の発表からは大いに刺激を受けました。

 今回、地方会に参加するに当たって貴重な御意見・御指導を頂き、病棟を離れている間に様々な対応をして頂いた先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

  
  
  
  
 
 
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